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勝利を引き寄せたビッグ・セーブ 逆転勝ちでボストン王手
2011年05月28日 (土) 12:12 | 編集



5月23日(月)の試合結果

タンパベイ1、ボストン3
(ボストン3勝2敗)

スーパー・セーブ、ペナルティキル、守り抜く粘り強い守備。地元のファンの前でブルーインズが「らしいホッケー」を展開し、21年ぶりのスタンリー・カップ決勝進出へ王手をかけた。

このシリーズで立ち上がりに苦しみ続けるブルーインズは開始早々2対1の突破を許し、1分9秒でシモン・ガニェに鮮やかに先制された。第1ピリオドはその後もショット数14本対4本と圧倒的に攻め込まれながらもなんとか持ちこたえる。

どこか既視感の漂う流れとなった第2ピリオド4分過ぎ、ミラン・ルチッチからの高速パスをネイサン・ホートンがダイレクトに叩いて同点に。そして15分56秒には混雑の中でパックを拾ったパトリス・ベルジュロンがドウェイン・ロロソンの目の前を横切るパスを出し、詰めていたブラッド・マーシャンが合わせてブルーインズが逆転した。

第3ピリオドもショット数で相手を下回ったブルーインズだったが、6人攻撃をかけたライトニングの無人のゴールにリッチ・ペバリーが3点目を入れてダメ押しをした。

第4戦で3点リードしながら第2ピリオドに突如崩れて逆転負けの原因を作ったティム・トーマスは、安定した守りを見せて33セーブを記録。第3ピリオド9分過ぎには、スティーブ・ダウニーが大きく空いたゴールネットに押し込もうとしたパックを鋭い反応でスティック・セーブし、同点とされるのを防いだ。





このプレーをベンチで見ていたブラッド・マーシャンは「絶対に入ったと思った」と言う。「ああいう形のは普通、すごくイージーなゴールになる」とマーシャンも認めるライトニングの大チャンスは、2年前にリーグ最優秀ゴーリーに選ばれ、今季もその候補となっている守護神トーマスによって阻まれた。

ディフェンスマンのアダム・マックエイドが「あのセーブで勝てた。あれこそが僕らがゴールテンダーに求めるもの。ティミーのおかげで勝った試合だよ」と言うように、1点差を埋めようと懸命に攻め続けたライトニングの希望を打ち砕く、トーマス渾身のスーパー・セーブだった。

ライトニングは第4戦でドウェイン・ロロソンと交代し無失点だったマイク・スミスを先発させた。ラッキー・ボーイ的な効果を期待しての奇策だったのかもしれない。スミスはそつなくプレーしたが、ブルーインズの速い攻撃に反応しきれず2ゴールを献上した。第5戦はプレーオフの王手をかけられた試合では無敗を誇るロロソンが先発に戻るものと予想される。


::: ロースコアのタイトな試合には不思議な強さを発揮するブルーインズが、鮮やかな逆転勝利でカップ・ファイナルまであと1勝としました。

また開始69秒でターンオーバーから2on1になり、あっさりシモン・ガニェがゴールしたときは、「またー!? もういい加減にして!」と思いましたが、第2戦は逆転で勝ったし、ほのかな期待もしていたのです。

しかしその期待をぶち壊す、第1ピリオドでのブルーインズのプレーぶり。まったくショットを打てず、パワープレーでも攻められず、パックをさくさくクリアされて終了。見ていてマジでイライラしました。最後3分ぐらい、ちょっぴり反撃タイムがありましたが、20分やってショッツ・オン・ゴールは4本。4本って!

2ピリは両者互角な戦いでしたが、速い攻めで2ゴールあげてブルーインズが逆転。1点目のホートンのショット、すごかったです。





ダヴィッド・クレイチーがフェイスオフに勝ち、ルチッチがパスを送り、それをホートンがダイレクトでスラッパー! 豪快なショットで胸がスカッとしました。ホートンはこの試合、アホなペナルティばかりもらってチームに迷惑をかけていましたけど、この1点で埋め合わせ。実況解説の人には「ペナルティボックスで考える時間がたっぷりあったのでしょう」と皮肉られていました。

2点目のマーシャンも1ピリにペナルティは取られるわ、ギブアウェーを連発するわで、「頼むから引っ込んでてくれー」なプレーぶりでしたが、ゴール決めてこちらも埋め合わせしました。それにしてもこの2点、Versusのスタジオ解説のJRことジェレミー・ローニックがゴールにつながったルチッチのパスとベルジュロンのパスを「ああいうのは教えられてできるものではない」と絶賛していましたけど、本当に素晴らしいプレーでした。

そしてその後のトーマスのビッグ・セーブ。ブルーインズ選手たちも打ったダウニーも「入った」と思ったんじゃないのかな。記者会見でトーマスはこのセーブについて「必死だったから。ちょっと運もよかったかな」とあっけらかんと笑っていましたけど、あれが入っていたら同点で、試合はずっとぼるつ優勢で最初から最後まで打たれまくっていたブルーインズだったので、たぶん負けていたんじゃないかと思います。今日はトーマスで勝った試合でした。

試合終了後、ぼるつ選手たちがロッカールームに引き上げた後も、ダウニーだけが一人ベンチに残って、トーマスが守っていたゴールネットをずっと見つめていました。何を考えていたのでしょうね。

で、ブルーインズが勝った最大の要因はもちろんトーマスの「セーブ・オブ・ジ・イヤー」なスーパー・プレーですけど、4回あったぼるつのパワープレーのチャンスをすべて潰したペナルティキルもよかったです。特にダニエル・パイエ、クリス・ケリー、リッチ・ペバリーの守りはVersus実況解説のエディ・オルチックに「すばらしい」と絶賛されていました。

特に1ピリ中盤、アンドリュー・フェレンスのクロス・チェッキングによるぼるつパワープレーのときは、ブルーインズはパックをクリアできなくて選手交代がならず、1分50秒も休みなく守りっぱなし! このときもしゴールをゆるしていたら、2-0でぼるつリードになっていたので、へろへろになりながらも守り抜いたこの1分50秒はブルーインズにとって本当に大きかったです。

試合終了後、3スターに選ばれたトーマス、ホートン、マーシャンが記者陣の質問攻めにあっているとき、ロッカー・ルームではペナルティキルで奮闘したスペシャル・チームのメンバーがチームメイトたちから「よくやった!」「お前らががんばったおかげで勝てた!」と盛大にお祝いされていたそうです。

フェレンスは「ふだんスポットライトが当たらない選手たちが、がんばった成果をチームの仲間から認めてもらうのは重要なこと。言われたほうは心に響くものだし、すごく意味がある。ペナルティキル・チームはそれだけのことをやったんだ。チームのためにね」と話していました。

そして第4ラインのフォワードでペナルティキルのメンバーでもあるグレゴリー・キャンベルも、こう言っていました。「スペシャル・チームの面子でいつも互いに励まし合っている。ぼくらの役割はメディアに書かれなくても、チームに貢献している限りロッカー・ルームでチームメイトから認めてもらえる。今ではペナルティキルはブルーインズのホッケーの中で大きな役割を占めるようになったようだし、シリーズの残りもそうなりそうだ。だから今はペナルティキルに集中してがんばっているよ」

ええ話や。ずば抜けたスター選手がいない分、ちゃぐまってチームワークが良くてまとまっている気がします。ネットを守るトーマスや、点を取るホートンやクレイチーやベルジュロンはもちろん賞賛されるけれど、縁の下の力持ちのようなペナルティキル・チームもきちんと認めてもらえているんですね。ええチームや~。

それにしてもちゃぐまよ、1点リードは冷や冷やながらも守りきれるのに、3点リードは簡単にひっくり返されちゃうって、どういうこと? 第4戦に勝っていれば、今日でカップ・ファイナル進出が決まっていたのに。もったいないことしましたよ、ほんと。




「まあ~、ちょっとラッキーだったかな~」
苦労人なだけに、いつも謙虚なティム・トーマス。




この帽子、こんどTDガーデンに行くことがあったら絶対買ってこよう。




「モントリオール、フィリー。少なくとも彼らは冗談をあしらうことができる。」

TDガーデン名物の、相手チームを揶揄する「熊の呟きポスター」にタンパベイ・ライトニングはクレームをつけ、ブルーインズは呟きポスターを撤去しました。それを皮肉る自作のポスターを持つちゃぐまファン。エスプリが効いてます。
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