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ボストン、4連勝で昨季のリベンジ果たす デトロイトはやっと1勝
2011年05月08日 (日) 21:57 | 編集



5月6日(金)の試合結果

フィラデルフィア1、ボストン5
(ボストン4勝、カンファレンス決勝進出)

第1ピリオド中盤にミラン・ルチッチのパワープレー・ゴールでブルーインズが先制。第2ピリオド13分過ぎ、クリス・ヴァースティーグに同点にされたが、第3ピリオドにジョニー・ボイチャックが豪快なスラップショットで勝越し。15分過ぎにルチッチがフライヤーズのクリアミスからブレイクアウェーでゴールを決めてダメ押しをした。フライヤーズは6人攻撃をかけたが、2つのエンプティネット・ゴールを決められシリーズ敗退が決定。

サンノゼ3、デトロイト4
(サンノゼ3勝1敗)

後がないレッドウィングズが序盤からスピーディーで激しいホッケーを展開し第1ピリオドに一挙3ゴール。しかし3点目のニクラス・リドストロムのゴールの15秒後にローガン・クチュールが得点し、シャークスがじわじわと反撃、第3ピリオド1分過ぎにダニー・ヒートリーがスコアして3-3の同点とした。試合終了2分前、シャークスの守備の乱れをついてダレン・ヘルムが勝越し弾を叩き込んだ。シャークスはアンッティ・ニエミ36セーブ、ライアン・クロウ3アシスト。


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ボストン(AP)-- ついにブルーインズが「過去に起こったこと」を忘れ去れる時が来た。昨季の東カンファレンス準決勝、フライヤーズを相手に3連勝後に4連敗。NHLの長い歴史の中で3チームしか経験していない苦い思い出が語られる必要はもうない。39年ぶりのスタンリー・カップ優勝に向かって、次なるステップを踏むだけだ。

ブルーインズはフライヤーズを5-1で破り、無傷の4連勝という勲章を胸に東カンファレンス決勝へ臨む。敵はシード5位から勝ち上がってきたタンパベイ・ライトニング。フィル・エスポジートとボビー・オーがNHLのスコアリング・リーダー争いをしていた1972年にカップ優勝を遂げて以来、ブルーインズは祝杯とは無縁。ライトニングは2004年にチーム初で唯一のタイトルを獲得している。

「この1年、あのことがずっと頭の中にあった」とブルーインズのクロード・ジュリアン監督は言う。「勝利を味わうのには時間がかかる。でも同時にホッケーに集中していないと。最もタフな戦いがまだまだ待っている」

大事な試合で貴重な2ゴールをあげたミラン・ルチッチは、今プレーオフ11試合目で初得点。レギュラー・シーズンではチームでトップの30ゴールを記録したものの不調だった攻撃のエースが、ついに本領を発揮した。ディフェンスマンのジョニー・ボイチャックは第3ピリオド2分42秒に均衡を破るゴールを決めた。ボイチャックの勝越し弾の後、試合残り5分でルチッチが再びスコア。そのときティム・トーマスは「おい、もしかしたら決まりかもしれない。この試合に勝てるかも」と初めて考えたという。

2つのエンプティネット・ゴールが決まり、ブルーインズの勝利がほぼ確定したとき、TDバンクノース・ガーデンのボルテージは最高潮に達した。勝利のサイレンが鳴ると、ボイチャックがゴールネット前のトーマスに真っ先に飛びつく。勢いを一気にたぐり寄せる決勝点をあげたディフェンスマンを労うように、トーマスはボイチャックのパンツをぽんぽんとスティックで叩いた。

今季GAA(1試合平均の失点)でリーグ1位となり最優秀ゴーリー候補にあげられているトーマスが、シリーズの4試合でゆるしたのはわずか7ゴール。ブルーインズは20点を記録した。

「去年起こったことについて周りが話してたのは聞こえてたけど、勝つためには無視しないとね。この対戦が終って嬉しいよ。シリーズが長引けば長引くほど、去年の話がもっともっと出てただろうから」(トーマス)

フライヤーズのゴールを守っていたのはセルゲイ・ボブロフスキー。シリーズ第1戦に先発したが、第2戦と第3戦はブライアン・ブーシェの控えに回っていた。「3ピリでまだ1-1だった。ボブロフスキーは我々に勝てるチャンスをもたらす可能性があった」とフライヤーズのピーター・ラヴィオレット監督は語った。

フィラデルフィアで行われたカンファレンス準決勝の第1戦、ブルーインズは7-3でフライヤーズを下した。第2戦は延長戦の末3-2で勝ち、第3戦はホームで5-1の快勝を飾っている。

「ブルーインズのディフェンスがよかった。うちはディフェンスが甘いホッケーだった。いいチーム相手にそんなプレーをしたら、代償を支払うことになる」。フライヤーズ主将マイク・リチャーズは消え入るような声で反省した。昨年のプレーオフ第7戦、ブルーインズの脆い守備につけ込み、3点ビハインドをひっくり返してシリーズを制したのはフライヤーズのほうだった。

フライヤーズのジェネラル・マネジャー、ポール・ホルムグレンは「相手はシリーズが始まるとたちまち我々を攻略したね。自分たちより強い相手に負けた、それが私が真っ先に思ったこと。ブルーインズが次に進んで当然」と白旗を上げるしかなかった。

ジュリアン監督が就任してから最初の2シーズン、ブルーインズはプレーオフの第1ラウンドか第2ラウンドで敗れた。昨季はフライヤーズを倒して第3ラウンドに進むチャンスが4度もあったのに、それを活かせなかった。

ブルーインズで活躍した名選手で昨年6月に同チーム社長に就任したキャム・ニーリーはこう言う。「過去何年かのプレーオフの試合から、選手たちは何かを学んだと思う。そこから学べるなら、『過去に起こったこと』は素晴らしいものなんじゃないか」


::: 昨季のプレーオフ第2ラウンドでフィリーに4連敗したとき、ブルーインズの選手たちは口々に「何が起こったのか、なぜ勝てなかったのか、これからゆっくり考えたい」と言っていました。あと1回勝てばいいという第4戦で負け、第5戦も第6戦も勝てず、第7戦でも3-0でリードしていたのをアレヨアレヨと同点にされ最後は延長戦まで行っての敗退でしたから、私たちファンが想像する以上に、実際に戦っていた選手たちのショックは大きかったと思います。

あれから1年、昨季と同じプレーオフ第2ラウンドで、煮え湯を飲まされた相手を直接倒すチャンスがやって来ました。第1戦はとにかくスタート・ダッシュが重要とばかりにゴールを決めまくって、7-3の大勝。これで勢いづき、4試合でなんと20得点もあげて、ブルーインズは1年越しの報復を果たすことができたのでした。

今季、3勝0敗のリードで迎えたホームでの第4戦。普通なら「あと1回勝ちゃあいいんでしょ?」と選手もファンもわりと余裕でいられるシチュエーションですが、なにしろ去年はそこから負けているので、ちゃぐまサイドにはどこか緊張感があったと思います。ホッケーマスコミも「既視感?」なんて書き立てているし。

でもミラン・ルチッチが試合後の記者会見で何度も何度も繰り返したように、ブルーインズの選手たちは去年の敗戦から多くのことを学んでいました。

リードしても守りはがっちり。隙を見てカウンター。相手のディフェンスの裏をついてシュート。ダヴィッド・クレイチーのゴールはほとんどがディフェンスがぽっかり空いたところにするりと回り込みフリーになって叩いたものです。第3戦からはフィリーもさすがにクレイチーを警戒して守りを修正してきましたが、ルチッチとネイサン・ホートンも調子を上げていたのでカバーしきれませんでした。

第1戦と第3戦は大量リードでバカ勝ちですが、第2戦はフィリーに2点リードされたのを追いつき、延長戦で勝利。そして第4戦は1点リードしていたのを第2ピリオドに同点にされる焦る展開にじっと耐えての勝越し。ブルーインズも精神的に強くなったと思います。考えてみれば、第1ラウンドもハブズに2連敗してからの逆転勝利だったのでした。

フィリーもカンファレンス2位のチームですから、弱いはずがないです。じゃあなんで4連敗かというと、米ヤフー!スポーツの「Puck Daddy」ではこう分析していました。「フライヤーズは単調な攻めに終始し、去年のようなハングリーさや必死さがなかった。そしてクリス・プロンガーがいなかった」。CBCの実況アナは「フライヤーズは最後までゲーム・プランを作ることができませんでした。ブルーインズがそうさせなかった」と言っていました。それほどちゃぐまは強かったです。

TDガーデンには「Revenge is Sweep.」というサインを掲げているお客さんがいました。みんなの願いの「4タテで打倒フィリー」が決まった瞬間、トーマスが両手を突き上げ、ボイチャックがトーマスに飛びついていき、ガーデンのお客さんたちは狂喜乱舞。そのシーンを見て、私も嬉しくて泣いてしまいました。去年のことがあったから、喜びも倍増でした。シカゴがカップ優勝したときより嬉しかったです。

いよいよカンファレンス決勝。ブルーインズはスティーブ・アイザマンがジェネラル・マネジャーとして君臨するぼるつと戦います。レギュラー・シーズンの対戦成績はちゃぐまの3勝1敗。トーマスはなんと3勝0敗です。西の戦いが長引いていることも、7連勝と破竹の勢いのぼるつを少しスローダウンさせることになり、ちゃぐまには有利かな? マルタン・サンルイは電話インタビューで「少し休んで家族と過ごして、またホッケーに集中する」と言ってましたが。

ところでサンルイとトーマスはヴァーモント大学の同級生で、カタマウンツで4年間一緒にホッケーをやった仲よし同士です。トーマスは「ぼくはサンルイのプレーを見るのが大好き。世界で一番、見ていて楽しいホッケー選手だと思う」と言っていました。サンルイが打つ、トーマスが止める! 親友同士の熱いバトルも見逃せません。

なんにせよ、いまは勝利に浸りたい。ちゃぐま、やったああ~~~!




第4戦の朝、モーニング・スケートでのダヴィッド・クレイチー。
笑顔ですね、余裕だったのね。
ちゃぐまのフォワード12人で唯一のチェコ人。あとは全員カナダ人。こういうチームも珍しい。
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