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NHLスタンリー・カップ決勝第3戦:ジルーの延長戦ゴールでフィラデルフィアが1勝
2010年06月05日 (土) 06:54 | 編集



シカゴ3、フィラデルフィア4(OT)
(シカゴ2勝1敗)

NHLスタンリー・カップ・プレーオフ決勝(7試合制)の第3戦が2日、ペンシルヴェニア州フィラデルフィアのワコヴィア・センターで行われ、フィラデルフィア・フライヤーズが延長戦の末シカゴ・ブラックホークスを4-3で破った。シリーズ対戦成績はブラックホークスの2勝1敗。

2-2で迎えた第3ピリオドで勢いがあったのは完全にフライヤーズ。8連続ショットを含むショット数15本(ブラックホークスは4本)でフライヤーズがブラックホークスを圧倒した。

2分50秒、ターンオーバーからの速攻でパトリック・ケインのシリーズ初ゴールが決まりブラックホークスが勝越し。オレンジのTシャツを着た観衆で埋め尽くされたアリーナは不気味なほどに静まり返ったが、そのわずか26秒後にヴィッレ・レイノが同点弾を鮮やかに決め、フライヤーズ・ファンは息を吹き返した。

シリーズ初の延長戦では、シモン・ガニェのショットで勝負あったかに見えたが、パックがゴール・ラインを綺麗になぞっていたことがわかり、ノー・ゴールに。しかしフライヤーズは諦めなかった。親友から試合前に「今日はお前が延長戦で決勝点を決める気がする」というメールをもらったクロード・ジルーが、こんどは文句のつけようのないゴールで試合にけりをつけた。

ブラックホークス主将ジョナサン・テーヴズは、「このシリーズが激しい闘いになることはわかっていた。タフな試合だったけど、我々にはいいプレーもたくさんあった」。先制点を決めてフライヤーズに勢いをもたらしたダニエル・ブリエールは「今日は勝利をお祝いするけど、まだ1勝ってことに気づかないといけない」と冷静に語っていた。


::: 点も入り、延長戦にもつれ込んで、幻の(?)ゴールもあったりして、なかなか面白い試合だったみたいです。ガニェのショットがポストに当たり、パックがゴール・ラインに沿ってすすすーっと動いていく様は、まるでスポ根アニメのドラマチックなワンシーンのようでした。

フィリーのトップとなるプレーオフ11点目を記録したブリエールは「いい気分。延長戦では、2回もゴールのお祝いができたしね(笑)」と持ち前のユーモアのセンスあふれるコメントで記者たちを笑わせていました。

シカゴ3点のうち、2点はディフェンスマンによるもの。攻撃力にも定評のあるダンカン・キースのゴールはともかく、「シーズン中にウェイバーにかけられるのでは」と噂されていたソーペル君ことブレント・ソーペルが、ジョン・マッデンのフェイスオフからパックをもらい、速攻でまさかの同ゴール。

それからケインのゴールが生まれたことで、第1ラインのプレッシャーも少しは減り、いいサインではないか、とTSNのコメンテーターたちも言っていました。それにしてもケインは、性格というか人柄に難ありの人物には間違いないですが、ホッケー選手としてはやっぱり一流ですね。あのずば抜けた得点感覚は、見ている人を唸らせるものがあり、特筆に値します。

フィリーのディフェンスマン、クリス・プロンガーがマークしていたのは、ビッグ・バフことダスティン・バフリン。バフリンはいつものようにマイケル・レイトンの前に立ちはだかると「どけ!」とプロンガーからどつかれ続け、イライラしてアホなペナルティをもらっていたそうです。

第3戦になって、プロンガー絶好調。ノリスもハートも手にした男ならではのフィジカルさと意地悪ぶりを遺憾なく発揮し、テーヴズやケインにも容赦なくぶつかっていき、どっかんばったん、シカゴ選手たちを吹っ飛ばし続けていました。

ところで巷で話題になっているプロンガーの「puck-gate」事件(シカゴでの2戦でプロンガーがシカゴのウイニング・パックを持ちかえってゴミ箱に捨てた、ホッケー史上稀に見る凶悪事件)ですが、今日の試合終了後もパックを取り上げたのはプロンガー。でもそれはゴミ箱直行ではなく、貴重な延長戦決勝ゴールを決めたクロード・ジルーへのお土産(記念品)としてだったらしい。なんじゃそりゃ。

ジルーといえば、Yahoo!SPortsのリキャップでも紹介されていましたが、2006年NHLエントリー・ドラフトでフィリーから全体第22位で指名されました。(テーヴズ、ジョーダン・ストール、ニクラス・バックストロムらと同年)

壇上でジルーの名前を呼ぶとき、当時フィリーのジェネラル・マネジャーであったボブ・クラークは、ジルーの名前をド忘れ。それなのにジルーは後で「ぼくの名前は難しいから」と笑顔でマスコミに語り、失策を犯したクラークをサラリとかばいました。こんな気遣いができるジルー、リーマンになったとしても出世したんじゃないかな。

フィリーは最後にカップ決勝に進出した1997年、デトロイト・レッドウィングズに4連敗しているので、フィリーがカップ決勝での試合に勝ったのは、1987年以来、実に23年ぶりのこと。

そして1990年以来、カップ決勝の試合で延長戦にもつれ込んだのは20試合ありますが、ホームのチームが勝ったのは、今日のフィリーを含めてわずか5回目なんだとか。意外と少ないものなんですね。
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この記事へのコメント
PHIに勝利をブレゼントしました。OT中央フェイスオフからPHIにパックが渡ったにもかかわらずCHI2人チェンジでベンチに向かってしまいその間に25#28にきれいに決められました。HCクエンビルさんSTL時代PO結果が悪かったと思うのでCHI(ホッサ)心配になります。(追伸)ESPNのニュース番組でバリーメルローズ氏がテイブスとケインを別のラインで使った方がよいと言ってました。レギュラーシーズンで調子よくてもPOで通用しない場合。プーロンガーのマーク分散。メルローズ氏たまにいい事言いますね。
2010/06/06(日) 21:38 | URL | AT25 #mTU.LrYs[編集]
訂正
アイコンになってしまいました。
25#28

#48→#25→#28
2010/06/06(日) 22:19 | URL | AT25 #mTU.LrYs[編集]
痛恨のラインチェンジミスでした
そうなんですよね、フィリーのジルーのゴールは、フィリーがパックを持っていたにもかかわらず、よほど疲れていたのかシカゴの選手たちがラインチェンジをしている間にそそくさと決められてしまったものでした。何だったんでしょうアレは。あんなの初めて見ましたよ。
シカゴのコーチQは、もともとケベック・ノルディークスのアシスタント・コーチをしていて、そのままコロラド・アバランチに移り、アバランチで96年にカップを獲得していますが、確かに監督としてはいまだカップ獲得していませんね。セントルイス・ブルーズでレギュラー・シーズン優勝したときも、プレーオフでは第1ラウンドでシャークスに負けちゃいましたし・・・。

「たまにいいこと言いますね」で爆笑しちゃいました。私はバリーちゃんの解説、けっこう好きですよ。彼もLAキンズを率いてカップ決勝まで行った男。マーティ・マクソーリーの違反スティックのせいで(これだけが原因ってわけではないが)ハブズに負けてしまいましたが・・・。
テーヴズとケインを別のラインでプレーさせるのは、第4戦の3ピリで既に試したそうです。なんたってあの第1ライン、プロンガーにこてんぱんにされて、第1試合~第3試合3ピリまで、1ゴール4アシスト、マイナス13だっていうんですから。プロンガーのマーク分散で、年寄りプロンガーを疲れさせてほしいですね。そしたら勝機も見えてくるかもしれません。
2010/06/06(日) 22:20 | URL | にゃおこ #-[編集]
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