さんくちゅありホッケー BLOG
NHL ニュースを中心としたアイスホッケー情報のブログです。 (Since 08/09/05)
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) --:-- | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
NHLスタンリー・カップ決勝第2戦:伏兵イーガーが決勝点 2-1でシカゴ2連勝
2010年06月02日 (水) 00:15 | 編集



フィラデルフィア1、シカゴ2
(シカゴ2勝)

シカゴ(AP)-- NHLスタンリー・カップ・プレーオフ決勝(7試合制)の第2戦が31日、当地のユナイテッド・センターで行われ、シカゴ・ブラックホークスがフィラデルフィア・フライヤーズを2-1で下し、シリーズ対戦成績を2勝0敗とした。

両チーム合わせて11ゴールの点取り合戦となった第1戦とはうって変わって、タイトな守備戦となったこの試合。第1ピリオドだけで計33ヒットを記録したほど互いにヒットを連発し合い、フライヤーズらしいフィジカルなホッケーを見せた。

フライヤーズの先発ゴーリーはマイケル・レイトン。第1戦では5ゴールを献上してブライアン・ブーシェと交代させられたが、この試合では安定したセーブを続けた。フライヤーズはシカゴの強力な攻撃陣を警戒し、自ゾーンでよく守った。

両者無得点のまま迎えた第2ピリオド終盤。パトリック・シャープが打ったショットのリバウンドを叩き、マリアーン・ホッサが均衡を破る先制点を決めた。5月5日に対バンクーバー・カナックス戦で記録して以来の、今季プレーオフ3ゴール目。

そしてそのわずか28秒後に、ターンオーバーからの攻撃でベン・イーガーがレイトンの左肩上を抜いてネットに突き刺さる追加点を叩き込む。ホッサのゴールのアナウンスがまだ流れている途中での、鮮やかな速攻だった。

第3ピリオド5分過ぎにシモン・ガニェのパワープレー・ゴールでフライヤーズが1点差に迫るが、6人攻撃をかけても同点ゴールを奪えないまま試合終了のブザー。第3ピリオドだけで15本のショットを浴びせたフライヤーズの猛攻にアンッティ・ニエミは耐え、要所要所で好守備を見せ、合計32セーブで勝利に貢献した。

フライヤーズの敗因についてダニエル・ブリエールは「タイトに守ろうとはみんなと話し合っていたけど、その分、フォアチェックや攻撃がおろそかになってしまった」。また、フライヤーズのピーター・ラヴィオレット監督は「第3ピリオドのニエミは非常に素晴らしかった」と認めざるを得なかった。

ブラックホークスはこれでプレーオフ7連勝。NHL史上、プレーオフ決勝でホームのチームが2連勝したのはこれまでに33回。そのうち結果としてカップ優勝できなかったのはたったの2回で、1回は昨年、デトロイト・レッドウィングズがホームで2連勝しながら、第7試合までやってピッツバーグ・ペンギンズに敗れている。

ジョナサン・テーヴズ、パトリック・ケイン、ダスティン・バフリンの第1ラインは依然不調ではあるものの、いずれも1点差の接戦を制してブラックホークスが2戦先勝した。カップ優勝まであと2勝と迫ったが、ディフェンスマンのダンカン・キースは「カップはまだまだ先のこと。まだまだ遠い」と気を引き締めていた。


::: 第1戦とはがらりと違うロースコアのタイトな試合。シカゴのトップ・ラインの3人からはまたゴールがありませんでしたが、第1戦のトマーシュ・コペツキーに続いて、意外な男ベン・イーガーがやってくれました。

イーガーの今日のシフト数、たったの10。滞氷時間、たったの4分3秒。出番が少ない第4ラインのイーガーが、ダン・カーシッロのギブアウェイから生まれたターンオーバーからのチャンスを活かし、一打必殺、快心の決勝ゴール。レイトンは前にフィリーの選手がいたため、パックがよく見えなかったみたいですね。イーガーの打ったコースもすごくよかったです。

第1戦がグダグダだったため、「守備強化!」を合言葉にフィリーはがんばっていたようで、シカゴのトップ・ライン封じ込めには成功しました。でも結局、また1点差で負けてます。そしてこの1点差のもととなったシカゴの先制点が生まれた原因は、明らかにフィリーのコーチ陣のミスであると、TSNコメンテーターのボブ・マッケンジーとレイ・フェラーロが指摘していました。

直前にパックをレイトンが完全に止めたので、主審が笛を吹き、フィリーのゾーンでのフェイスオフとなります。このとき氷上にいたシカゴの選手たちは、パトリック・シャープ、ホッサ、トロイ・ブラウアー。いまシカゴで最も調子がいい第2ラインです。そして彼らに対してフィリーがぶつけてきたのが、フィリーのディフェンス第3のペアである、ルーカス・クライチェクとオスカース・バートゥリスの2人でした。

フェイスオフで試合が止まり、ラインチェンジのいい機会なのに、ラインズマンが「ライン変えないの?」と促しても、ラヴィオレットらフィリーのベンチはクライチェクとバートゥリスをそのまま使い続けました。その前のシフトで、この2人がホッサとシャープ相手に手こずっていたにもかかわらず、です。で、結果的に、クライチェクではホッサを止めることができず、ホッサの先制点につながった、ということでした。

もしかしたらラヴィオレットは、シカゴのトップ・ラインに得点させないことに執着するあまり、第2ラインへの注意がおろそかになってたのかもしれないですね。ほんのちょっとの判断ミスが命取りになるという、いい例でした。

ところでこの試合終了直後、氷上で喜びをわかち合うシカゴ選手たちの横で、試合に使われていたパックをそっと拾うクリス・プロンガーの姿がありました。プロンガーは第1戦でも同じようにパックを持ちかえったんだそうです。

それを見ていたイーガーがプロンガーに近づき、「パックはやるよ、俺たち、別にかまわないし」と大声で言いました。プロンガーはそんなイーガーの顔に向けて、氷上に投げられた赤いタオルをスティックを使ってシュート。そしてドレッシング・ルームへと引っ込みました。

プロンガーは後で、「イーガーがそんなことを言ってたの? 聞こえなかったけど?」ととぼける発言。そしてパックはどうしたのか訊かれて「2つともゴミ箱に捨てた」と答えたそうです。接戦をものにしきれない自分のチームに、プロンガーも不甲斐なさと苛立ちを感じているのかも。いま禅を学んでいるというプロンガーが、禅の精神でこれからどうチームをカップへ導いていくのか。見ものです。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
イーガーがシュート体勢に入った時DFに当たると思いましたが、さらにパックを引いて決まり、コバルチャクのようでした。3PはPHIがAZで圧倒してリバウンドも前に出てDFがなんとかした感じでCHIよく守りました。
2010/06/06(日) 21:04 | URL | AT25 #mTU.LrYs[編集]
イーガー、よくわからない男
イーガーのあのシュートは、第4ラインの選手でアイスタイムが4分ちょっとしかないとは思えなかったです。レイトンはああいう高めのショットとファイブホウルが苦手みたいですね。
逆にニエミはリバウンドを出すのがヘタらしく、確かにフィリーにごちゃごちゃと混雑作られたときやリバウンド叩かれての失点が多い印象です。シカゴがリバウンド処理をなんとか向上させれば、フィリーの得点チャンスも随分減ると思うんですけど・・・。第5戦では立て直してくることを期待したいです。
2010/06/06(日) 22:27 | URL | にゃおこ #-[編集]
コメントを投稿する
URL :
コメント :
パスワード :
秘密 : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
Powered by . / Template by sukechan.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。