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シカゴ、サンノゼに4連勝で18年ぶりのスタンリー・カップ決勝へ
2010年05月25日 (火) 21:37 | 編集



サンノゼ2、シカゴ4
(シカゴ4勝0敗、スタンリー・カップ決勝進出)

シカゴ(AP)-- NHLプレーオフ西カンファレンス決勝第4戦は23日、当地で行われ、シード2位のシカゴ・ブラックホークスが1位のサンノゼ・シャークスを4-2で下した。ブラックホークスはシリーズ4連勝で、1992年以来18年ぶりのスタンリー・カップ決勝進出を決めた。

シャークスがローガン・クチュール、パトリック・マルローのゴールでリードしたが、第2ピリオド中盤からブラックホークスが反撃に出た。ゴール前の混雑からブレント・シーブルックが押し込んだパックがゴールラインを割って得点となり、終盤にはデイヴ・ボランドがゴールネット裏から持ち込んで同点弾。

決勝点となった勝越しゴールを決めたのは、またダスティン・バフリン。第3ピリオド残り6分、パワープレーでパトリック・ケインからの高速パスをゴールネット近くから叩き込んだ。このシリーズ、何度も目にした光景。バフリンが勝越しゴールを記録するのは、これで3度目だった。

「ビッグ・バフはスポットライトが好きみたいだね。ヒーローになるのが好きなんだ。重要なときに目立ってくれる」と言うのはパトリック・シャープ。「3ピリの前に、『俺が決める』と言ってた。有言実行、彼はやってくれた」

シャープの言うとおり、このシリーズでバフリンはゴールデン・ボーイ的な働きをした。第1戦では第3ピリオドに勝越しの決勝点を決め、第3戦でも延長戦で決勝ゴール。シャークスと戦った4試合すべてで得点しており、今季プレーオフ通算でも既に8得点をあげている。

バフリンを主将ジョナサン・テーヴズとパトリック・ケインの2人と組ませたジョエル・ケヌヴィル監督の博打は当たった。NHLの未来を背負う若きスター選手たちとトップ・ラインを組むことを、バフリンはこう言う。「あの2人と一緒にプレーすると、パックはこっちへ来てくれる。思いもよらないときにね」

現在東カンファレンス決勝を戦っているモントリオール・カナディアンズかフィラデルフィア・フライヤーズのどちらかと、ブラックホークスは決勝で対戦する。チームが最後にカップを獲得したのは1961年。現在のロスターを占める選手の多くが生まれる20年以上も前の話だ。

今季のレギュラー・シーズンでシャークスとブラックホークスはカンファレンス首位を激しく争った。わずか1ポイントでシャークスが上回ったが、ここ3年、プレーオフでは失敗続きだったシャークスにとっては、また残念な結末が待っていた。

シリーズ4試合のうち3試合でシャークスが先制しながらリードを守れず、4連敗。シャークスがブラックホークスのショット数を上回ったのも3試合あったが、アンッティ・ニエミの堅守もあり、ゴールにつながらなかった。シャークスの得点は、4試合でわずか7にとどまった。

シャークスのトッド・マクレラン監督は、間違いなくスタンリー・カップも狙える強いチームを作った。けれども、何かが足りなかった。その何かは、試合後に監督自身が語った言葉の中にある。

「シカゴにはノリにノッているゴーリーがいる。スーパースターじゃない選手からもゴールが生まれている。バフリン、ボランド、そういう選手たちからだ。勝つために必要なことを、シカゴはやっている」


::: おめでとうシカゴ。朝4時に起きて見たかいがあった試合でした。何度も何度も、ユナイテッド・センターが爆発して、あの陽気なゴール・ソングが流れて、クリス・ヴァースティーグのエンプティネット・ゴールのときは、勝利を確信したシカゴの選手たちがベンチで抱き合っていて、胸が熱くなりました。

私はこのシリーズ、シャークスが4勝2敗ぐらいで勝つと思ってたんだけどなあ。予想は外れたけど、シカゴが勝ったから、どうでもいいや! シャークスはトップ・ライン3人のうちマルローしか得点できなかったのがやっぱり痛かった。ダニエル・ヒートリーは太ももの付け根を故障していたらしいですね。

ジョー・ソーントンは、今やNHL最高の「pest」(『やっかい者』の意味、いやらしい動きで相手をイライラさせ、疲れさせるチェッキング・ラインの選手をこう呼びます)に上りつめた(?)ボランドにさんざん苦しめられ、得意のキラーパスを出す間もありませんでした。

シャークスはこれで、「4年連続で100ポイント以上でフィニッシュしながらスタンリー・カップ決勝に進めなかった」チームとなってしまいました。過去に同じ不名誉な記録を作ったのは、1975年-76年から1978年-79年のニューヨーク・アイランダーズだけ。

でもアイルズはこの後いわゆるひとつの「王朝」を築き、1980年から83年まで4年連続でカップ制覇しているので、シャークスも来季はカップ獲得できるかもしれません。って、「時代が全然違うじゃねーか!」というシャークス・ファンのブーイングの嵐が聞こえてきそうです。でも優勝できるポテンシャルは十分あると思うし、がんばってほしいです。

ともかくも、シカゴおめでとう。まだまだ戦いは残っているけれど、やっぱり嬉しいです。キャプテンのジョナサン・テーヴズは、カップ授与式でカップに触りませんでした。「カンファレンス優勝カップに触れたらスタンリー・カップ決勝では負ける」というジンクスは昨季、シドニー・クロズビーがしっかりカップを持ち上げたのにピッツバーグ・ペンギンズがスタンリー・カップ優勝したことで破られましたが、クソがつくほど真面目な性格で知られるテーヴズは、やっぱりゲンをかついんだでしょう。

試合中にパックが口に当たったダンカン・キースは、なんと歯が7本(前歯3本、下の歯4本)折れたそうです。もともと前歯は1本ぽっかりありませんでしたが、このアクシデントで前歯をほとんど失って、それでも試合には最後まで出続け、アシストも記録して、勝った後はふがふが言いながらテレビの勝利者インタビューまで受けていました。

「口の中に歯があって、ちょっと気持ち悪かったけど、こういうことはホッケー選手ならよくあることだから。最悪の場合、あごの骨が折れてたかもしれないんだし」とキースは言っていたんだそうな。すごい。

「ダンクス(キースの愛称)はいい差し歯を作ればいいのさ。2週間後には素敵な笑顔で笑ってるよ。プレーオフのホッケーはこういうもの」とパトリック・シャープは笑っていたそうですけど、もしもNHLerに、「自前の前歯全部とスタンリー・カップ、どっちが欲しい?」と訊いたら、みんなどう答えるかな。たぶんほとんど全員がカップと答えるんじゃないかな。




カップ授与式での「キャプテン・シリアス」ことジョナサン・テーヴズ。このシーンの動画を職場の女の子たちに見せたら、「この人、ヒゲがあるんだね」と言われた。えーと・・・、感想はそれだけ・・・?
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