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3点ビハインドから大逆転 フィラデルフィアがカンファレンス決勝へ
2010年05月16日 (日) 20:04 | 編集



5月14日の試合結果

フィラデルフィア4、ボストン3
(フィラデルフィア4勝3敗、カンファレンス決勝進出)

3連続得点の後の4連続失点。3連勝の後の4連敗。まったく同じ道をたどったこの二つの結果は、ブルーインズにとって耐えがたいものだった。

カンファレンス準決勝の第7戦。ホームのTDガーデンにフライヤーズを迎えたブルーインズは、必勝を期していたはずだ。試合開始のパックが落とされた瞬間から、ブルーインズは試合を支配した。

第1ピリオド、パワープレーのチャンスでマイケル・ライダーとミラン・ルチッチがゴール。しかも中盤にはミラン・ルチッチが一人で持ち込み、マイケル・レイトンの股下にパックを滑らせ、ブルーインズが3-0とした。

ところが3点リードした時点から、ブルーインズの動きが急に悪くなる。パックを持って縦横無尽に動き回るフライヤーズを追うのが精一杯で、1点返されて迎えた第2ピリオドはそれが顕著だった。そしてスコット・ハートネルとダニエル・ブリエールの連続ゴールをゆるし、同点に。

3点を取った14分10秒まで、ブルーインズが打ったショットは14本。しかしその後、シモン・ガニェの逆転のパワープレー・ゴールが決まる第3ピリオド12分52秒までの間にブルーインズが打ったのは、わずか10本だった。

7回戦制で緒戦から3連勝。第1ピリオドで3連続ゴール。圧倒的有利な状況にありながら、ブルーインズは敗れた。なぜリードを守り切れなかったのか。連敗が始まってからボストンの地元紙に何度か踊った「choke(窒息感、緊張や不安)」の文字。ディフェンスマンのジョニー・ボイチャックは「それは違う」と否定したが、「緊張のあまりここ一番で実力を出し切れない」という意味も持つこの単語が、ブルーインズの敗因を最もよく表しているのはまちがいない。

NHLの長い歴史において、7回戦制のシリーズで3勝0敗から敗れたのは1942年のデトロイト・レッドウィングズと1975年のピッツバーグ・ペンギンズしかない。北米のメジャー・スポーツ全体でも、同様の負け方をしたのは2004年にMLBアメリカン・リーグ決勝でボストン・レッドソックスに4連敗したニューヨーク・ヤンキーズのみ。ブルーインズはその不名誉な記録を作った3チームの仲間入りをした。

2004年、レッドソックスは86年ぶりにワールドシリーズを制し、2007年にも優勝した。ボストン・セルティックスは2008年に17回目の優勝を成し遂げ、ニューイングランド・ペイトリオッツも2002年から2005年までの4シーズンで3回スーパーボウルを制覇している。

ボビー・オーがスタンリー・カップを掲げてボストン・ガーデンをぐるりと滑ってから38年が過ぎた。同じボストンに本拠地をかまえるプロ・チームの成功を羨望の眼差しで見つめながら、ブルーインズの「カップのない日々」はまだ続く。ベンチ・ペナルティで与えたパワープレーで奪われたゴールによって。


::: なんで負けてしまったのでしょうかブルーインズ。この試合見ていたんです、日曜日なのに朝7時に起きて。ちゃぐまゴールたて続けに入って、「よっしゃああああ!」「うおっしゃあああ!」の連続、TDガーデン大盛り上がりで、私たちボストン・ファンには最高の結末が待っているはずでした。

しかし3点取られたところでフィリーのピーター・ラヴィオレット監督がすかさずタイムアウトで試合を止めました。実況解説の人が「ラヴィオレットはタイムアウト取りましたね、次のホイッスルが鳴ったら1分間のCM休憩だっていうのに」って言うのを聞き、「ラヴィオレット、そんなことも忘れてるほど必死なんだな」って私は思ってました。ところが・・・。

このタイムアウトでラヴィオレットが何を言ったのか、そしてちゃぐまベンチでクロード・ジュリアン監督が選手に何を指示したのかわかりませんが、この後、急にちゃぐまの動きが悪くなります。っていうか、「俺たちまだ諦めちゃいねえぜ~!」とばかりにフィリーの動きがよくなり、ちゃぐま全然ついていけず。パック全然持てなくて、防戦一方。ジェイムズ・ヴァンリームズダイクに1点取られて、1ピリは終了しました。

でも3-1でも、貪欲にさらに追加点を取りに行けば、フィリーのヤル気もそぐことができたかもしれない。だけど2ピリのちゃぐまはさらに悪くなり、ほとんどショットを打てなくなります。そして「キングオブむさ苦しさ」スコット・ハートネルに1点取られ、守備の隙をつかれてダニエル・ブリエールに同点ゴール入れられて・・・。もうがっくし。

3ピリはちゃぐまもそれなりに攻めましたが、マイケル・ライダーのショットがゴールポストの外側に当たって弾かれ、ミラン・ルチッチのショットもポストに「カキーン!」とヒットして、あれが入っていたら、ちゃぐま勝っていたと思うんですけど・・・。まあクリス・プロンガーのシュートも1本、ポストに当たって入らなかったので、勝負の行方はわかりませんが。

それにしても勝負を決定づけたのがシモン・ガニェのパワープレー・ゴールで、そのペナルティが2ゴール決めててハットトリックをわずかのところで逃していたルチッチのシフトチェンジの失敗っていうのが、なんとも皮肉な話です。いや皮肉っていうか、間抜けかな。キルプレーうまくやっていたのに、あと残り少しのところで、ガニェにばっちり決められてしまいました。あの得点感覚は敵ながらあっぱれです、ガニェ。

フィリーのマイケル・レイトンも、1ピリはぼろぼろだったのに、試合が進むにつれてちゃんとなっていったからすごい。3点取られた時点で、普通なら控えゴーリーに交替させるんでしょうけど、この日バックアップだったヨアン・バックルンドってNHLで1試合しかプレーしたことないんだそうで、替えたくても替えられない状況だったみたいです。でもそれがかえってよかったのかも。

そして結局このシリーズって、ダヴィッド・クレイチー(去年のプラスマイナス・キング)が関わっていた3戦目までは勝って、クレイチーがリチャーズ某のエルボーイングでいなくなり、「監督、オレ、ちょっと足の指は痛いけど、試合に出たいんスけど」とシモン・ガニェが戻ってきた4戦目からは負けてるわけで、クレイチーとガニェがキー・プレーヤーだったのね。

ともかく、負け方にもいろいろありますが、最初は喜ばされただけに、本当にがっくりくる負け方でした。でも選手たちはもっと悔しいんだろうしな~・・・。レッキは「何がいけなかったのか、夏の間にじっくり考える」と言い、ルチッチは「忘れようと努力するよ。どれだけ時間がかかるかわからないけど。この敗戦から何か貴重なことをつかみたい」と言ってました。

人はつらいこと悲しいことを忘れる能力を持っているから生きていけるんだと聞いたことがあります。時間はかかるかもしれないけど、ちゃぐまのみんな、このプレーオフのことは忘れて、また来シーズンがんばればいいさ。今回はレスラー軍団が精神的に本当に強かった。素直に拍手を送らなければいけませんね。フィリー、おめでとう。
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コメント
この記事へのコメント
えーっと・・・
傷口に岩塩とハラペーニョを同時に塗りこむようで申し訳ないんですが、悪人ヅラはプロンガーさんの方です。

でもマイク・リチャーズもなんかニックネーム付けたほが良さそっスね。
2010/05/17(月) 20:28 | URL | マーク #-[編集]
Re: えーっと・・・
えっ、そうだったんですか! 「悪人ヅラ」というと、もうフィリーではリチャーズしか思い浮かばなかったんですが・・・。
プロンガーはあのとおりのすきっ歯ですし、どっちかっていうとお笑い系の顔立ちで、悪人ヅラだと思ったことは一度もなく・・・、でも「悪人ヅラ」は削除しておきます、すみませんでした、ううう。
顔はともかく、プロンガーは所業はちょっとアレですね。だけどマイチームに入ってくれると、あれほど頼りになる人はいませんよ。オイラーズ・ファンの正直な気持ちです。エドモントンを出ていくときの(あれやこれやの噂も含めて)経緯は少し残念でしたが、私はプロンガーには感謝しています。

リチャーズのニックネーム、期待しています!
2010/05/17(月) 21:18 | URL | にゃおこ #-[編集]
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