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モントリオール、ピッツバーグに快勝でカンファレンス決勝進出
2010年05月13日 (木) 22:36 | 編集



5月12日の試合結果

ボストン1、フィラデルフィア2
(3勝3敗タイ)

3連勝の後に3連敗。優位にシリーズを戦っていたはずのブルーインズが、フライヤーズに逆に王手をかけられ、窮地に立たされた。

「シリーズが始まる前に、第7戦までもつれると思うかどうか訊かれていたら、イエスと答えていたと思う。我々が第1戦から3連勝するなんて、誰も思っていなかった」とブルーインズのディフェンスマン、デニス・ワイドマン。だがライアン・ミラーを擁するバッファロー・セイバーズを倒したブルーインズが、フライヤーズとのシリーズを3勝0敗としたとき、ブルーインズ圧倒的有利と思った人は、ワイドマンが考えるより多かったはずだ。

第6戦では先発マイケル・レイトンが30セーブ。主将のマイク・リチャーズが先制点をあげ、ベテランで攻撃の要のダニエル・ブリエールが決勝点を叩きこんだ。辛勝ではあるがシリーズを振り出しに戻す貴重な白星。だがリーダーのクリス・プロンガーは「まだ満足していない。第7戦に勝たないと」と気を引き締める。

プレーオフで0勝3敗から3連勝したのは、1975年のニューヨーク・アイランダーズ以来35年ぶり。その年、アイランダーズは第7戦にも勝ってシリーズを制したが、これと同じ快挙を成し遂げたのは、1942年のトロント・メイプルリーフスしかない。長い歴史を持つブルーインズが、プレーオフで3勝0敗の成績を記録したのはこれまでに16回で、いずれのシリーズにも勝っている。


モントリオール5、ピッツバーグ2
(モントリオール4勝3敗、カンファレンス決勝進出)

最初はワシントン・キャピタルズ。そして次はピッツバーグ・ペンギンズ。今季プレーオフに進出したチームの中で最少ポイントのカナディアンズが、NHLのトップに君臨する強豪を続けて撃破した。

1994年にプレーオフが現在のフォーマットになって以来、第8シードのチームがレギュラー・シーズン優勝のチームと前年のスタンリー・カップ・チャンピオンを連続するラウンドで破ったのは、カナディアンズが初めてだ。

「なぜあんなふうに試合を始めてしまったのかわからない」。ペンギンズ主将のシドニー・クロズビーがそう振り返るのは、試合開始わずか10秒でジョシュ・ジョージーズへのボーディングを取られたからだ。このパワープレーでブライアン・ジオンタが鮮やかに先制した。

続くドミニク・モーアとマイケル・キャマレリのゴール、そしてトラヴィス・モーンのショートハンド・ゴールは、いずれも安易なパスをカナディアンズにカットされての失点。4点ビハインドからクリス・クーニッツとジョーダン・ストールの連続ゴールで4-2と迫ったが、ジオンタのパワープレー・ゴールが追いすがるペンギンズにとどめを刺した。

今季51ゴールをあげ最多スコアラーに輝いたスーパースターのクロズビーは、昨季ともにプレーオフを戦ったハル・ギルにほぼ完璧に抑え込まれた。7試合の成績は、左足を痛めたギルが休んだ第6戦で記録した1得点のみ。大黒柱の不調も、ペンギンズの敗因の一つとなった。

ペンギンズのホーム、メロン・アリーナ(1961年完成)は老朽化のためその歴史に幕を閉じる。全米で最初の、そして唯一の開閉式の屋根を持つホッケー・アリーナは、1990年代初頭のペンギンズ黄金時代の舞台となり、映画「サドン・デス」にも登場した。その外観から「イグルー」の愛称で親しまれたホーム最後の試合は、下馬評の低いチームに足下をすくわれるという、ほろ苦いものだった。


::: カナディアンズ、まさかの2ラウンド連続大金星。パブリック・ビューイングのためにベル・センターに集まった2万人以上のハブズ・ファンも、大興奮の結末でした。プレーオフにぎりぎりで滑り込むのがやっとだったハブズが、まさかここまでやってくれるとは。

なぜハブズがペンギンズに勝てたのか。一つは、クロズビーのシフトに徹底的にハル・ギル(本名ハロルド・プリーストリー・ギル三世)をマッチアップさせ、クロズビーにいい仕事をさせなかったこと。

二つは、ニュートラル・ゾーンでペンギンズのチャンスをこれでもかと潰したこと。クロズビーがパックを持って上がっていこうとすると何人もの選手がクロズビーにプレスに行き、クロズビーがパックを放す、または奪われる、そんなシーンを何度も見ました。

ゴーリーのヤロスラフ・ハラークの我慢強いプレーも大きかったでしょう。7試合やったうち、ハブズがショット数で上回ったのはたった1試合だけ。味方が打つのより多いシュートをさばいていくうちに、好機を見て味方が点を取ってくれて勝った、そういうパターンだったみたいです。

今季のハブズってどんなチームなのか。公式サイトのトップページを見るとそれがよくわかります。フィーチャーされている3人の選手は、中心にアンドレイ・マルコフ、その両脇にブライアン・ジオンタとハル・ギル。つまり3人の副キャプテンが並んでいるわけです。

長年のキャプテンだったサク・コイブがアナハイムに去って以来、ハブズには「C」マークをつける人がいません。スターと呼べるような選手も不在です。けれどもそれぞれの選手が自分の役割をしっかり果たし、全員でホッケーをすれば、リーグMVPを擁する強いチームにも勝つことができる。ハブズはそれを証明してくれました。

昨年夏、当時ハブズのジェネラル・マネジャーだったボブ・ゲイニーは、チームを大改造しました。FAで獲得したのは、マルクアンドレ・ベルジュロン、スコット・ゴメス、ジオンタ、そしてこのプレーオフ大活躍のキャマレリ。けれども小柄な選手ばかりだったため、「あの小ささではレギュラー・シーズンをフルに戦えないのでは」とゲイニーは批判されたそうです。

けれどもそんな評判をくつがえす、このプレーオフでの快進撃。キーはこの第7戦、チームでジョージーズに次いで長い滞氷時間(23分1秒)を記録した新人ディフェンスマン、P.K. スバンの言葉にあるみたいです。

「自分はただリンクに出て行ってプレーしただけ。ディフェンシブ・ゾーンではフォワードの選手たちもバックチェックで自分たちディフェンスを助けてくれた。チームとしてまとまったプレーができている。ゴメス、ジオンタ、キャミー、ギル、ジョージーズらがリーダーで、代わる代わる大きな声を出している」

わりとよくある、定番のセリフではあるんですけどね。スーパースターがいないから、かえってうまくいってるのかもしれない。キャプテンもいない、老舗なのに微妙な戦力のチームに負けてキャピタルズもぺんぎんもショックかもしれないけど、ホッケーには「ケミストリー(選手同士の化学反応)」が大切だってこと、ハブズが教えてくれてます。勢いに乗ってるだけかもしれないけどね。

次の相手はフィリーかちゃぐまですけど、ハブズ・ファンは「絶対ボストン来い!」って気分でしょうね。長年のライバル同士のカンファレンス決勝対決、私もぜひ見たいです。
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コメント
この記事へのコメント
Allez, Montreal!
ハブズ、やりましたね!
このまま行くところまで行って下さいませ~!
お気の毒ですが、強運のあの人も上手くいかない日があるんですね。やはり人生山あり谷あり、ということがわかって安心しました。
キャプテンって、他の選手よりコンスタントに上手で、いざという時に必ず実力を発揮しなきゃいけなくて、人間的な強さも必要だから人選難しいですよね。これ!って人がいない時は、下手に誰かを指名するよりハブズ式の方が効果的なのかもしれません。

にゃおこさん、もうこの動画チェックしました?
http://www.youtube.com/watch?v=JOo60x1GjjM
Gagne, allez, Montreal!ってサビがすぐに覚えられていい曲なんだけど、フライヤーズ戦では誤解されそうで使えないかもしれないですねー。
2010/05/16(日) 00:27 | URL | CK #-[編集]
アレアレ、ガニェガニェ、モンレアル!
CKさん、その動画大好きでよく見ております。新旧の映像をうまく取り混ぜて、よくできた動画で、ハブズ・ファンにはたまらないですね。CBCいい仕事してます。ちゃんと今季のプレーオフの映像も入ってるのがいいです。
サビのガニェ♪は「勝て」、アレ♪は「行け」ですね。そう、シモン・ガニェのGagneって、フランス語でまんま「勝利」って意味なんですよね。だからシモン・ガニェの名前は日本語では、「子門勝利」さん。勝利さんが帰ってきたから、フィリー4連勝できたのね。

強運のあの人、オリンピックでは全然ダメダメだったのに最後だけおいしいところを持っていったおかげでオリンピック後にピッツバーグでもブーイングされたというクロズビーさんは、傷心をひきずり、まりお様のお宅を引き払ったようです。ピッツバーグに家を買ったんだそうで。これまでの人生が出来杉君だったんだから、ここらで1度、挫折を味わっておくのも悪くはないさ。後は嫁取りだ。でもおジャネみたいなのにはひっかからないでね☆
2010/05/16(日) 21:21 | URL | にゃおこ #-[編集]
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