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レギュラー・シーズン優勝のワシントン、プレーオフ第1ラウンドで姿を消す
2010年05月04日 (火) 19:28 | 編集



モントリオール2、ワシントン1
(モントリオール4勝3敗、カンファレンス準決勝進出)

ワシントンDC(AP)--- 第5戦から第7戦の3試合で、134ショットを受けて131セーブ。安定したセーブを見せ続けたヤロスラフ・ハラークの前に、レギュラー・シーズン優勝のキャピタルズは屈した。

第7戦でもマルクアンドレ・ベルジュロンとドミニク・モーアのゴールで2点先攻される苦しい展開で、試合残り2分少しでブルックス・ライクが1ゴールを返すのが精一杯。圧倒的に攻め続けたキャピタルズだったが決定力を欠いた。

カナディアンズ選手陣も実に41本のシュートをブロック。レギュラー・シーズンでは30チーム中最高の成功率を誇ったキャピタルズのパワープレーを33回中1ゴールにとどめる堅守でハラークを盛り立てた。

1994年にNHLのプレーオフが現在のフォーマットになって以来、第8シードのチームが第1シードのチームに勝ったのは、カナディアンズで9チーム目。しかし、1勝3敗から3連勝して第1シードをノックアウトしたのは、カナディアンズが初めてである。

「このシリーズが始まる前、我々が勝つと思っていた人はいなかった。1試合すら勝てないと。それが間違っていたことを我々は証明した」。ハラークの勝利の弁だ。そのハラークを、カナディアンズのジャック・マルタン監督は「我がチーム最高のペナルティキラー」と賞賛した。

キャピタルズ主将のアレクサンダー・オベチキンは「いまはショックを受けている。何を言っていいのかわからないが、責任は自分にある。得点するチャンスはあったのに、ゴールできなかった」と俯き、ニクラス・バックストロムは「我々はまだ何も学んでいない」と反省した。

「今日負けたことをまだ受け入れられないでいる。誰もが、カップを獲得するのは我々だと思っていたことだろう。今年は我々の年だった」。キャピタルズのブルース・ブドロー監督はそう言った。圧倒的な攻撃力を武器にレギュラー・シーズンで勝ち続けたキャピタルズだが、プレーオフでは敗れた。その敗因はジョー・コーヴォら複数の選手が言うように「プレーオフのホッケーをしなかったから」かもしれない。


::: プレジデンツ杯を獲得したチームがプレーオフ第1ラウンドで負けるのは珍しいことではなく、昨シーズンもサンノゼ・シャークスがアナハイム・ダックスに負けてたり、2000年にはセントルイス・ブルーズがやたら張り切りすぎてシャークスに負けたりしてます。

有名なのは1994年にデトロイト・レッドウィングズが、前年に11勝71敗2分という惨憺たる成績を残した、チーム創設3年目のシャークスに負けたシリーズでしょうか。ウィングズのネットを守っていたクリス・オスグッドは第7戦に敗れた後、マスコミのカメラが回っている前で泣いたそうです。

だから別に気にすることないじゃーん・・・、ってそういう問題じゃないか。千載一遇のチャンスだったんだものね。DC地域のファンも相当期待していただろうし、キャピタルズの選手たちも「カップ獲れるかも!?」と密かに胸をわくわくさせていたんだろうし。

複数の記事を読むと、ハブズの勝因は「とにかくハラークがすごかった」ということに尽きるようなんですが、ハラークの確変のきっかけになったのは、第3戦でキャピタルズが勝った後にオベチキンがニヤニヤ笑いながら「失点の後、水を飲むハラークの腕が震えているのを見た」と記者に語ったことじゃないかと思います。

第4戦では先発できなかったものの、第5戦に37セーブで勝った後、ハラークは「水を飲むのにボトルをきつく握ったら、腕は震えるもんだ。俺が言いたいのはそれだけだ」と言って、記者陣を笑わせていました。オベチキンに指摘されたことが悔しかったのか、2回同じことを繰り返して、ボトルを強く握れば腕は震えることを強調してました。

オベチキンがどんなつもりでそんなことを言ったのか、私にはわからない。でも「余計なこと言わなけりゃいいのに・・・」とは思いました。「ハラークの弱点を見つけた」つもりの不用意な言葉が、逆にハラークの闘争心に火をつけてしまった。ほんの小さなことがきっかけで、シリーズの流れって変わるものです。オフェンスはすごいけどディフェンスがいまいち、とか他にもキャピタルズがハブズに負けた原因っていろいろあるのでしょうけど、私にとっては印象的な、ハラークのトラッシュ・トーク返しでした。

私は1998年からハブズを応援しているので、ハブズが勝って嬉しい気もするけど、うーんやっぱり、今年はキャピタルズに勝ってほしかったな。それだけ、今年のキャピタルズは、魅力的なチームでした。ばかすか点を入れるし、見ていて楽しいチームっていうんですかね。オベチキンとバックストロムのコンビが弾けるのを、もう少し見ていたかったです。

ところで、米ヤフー!スポーツのNHLページには「Puck Daddy」というブログがありまして、私は大好きで欠かさずチェックしているんですが、キャピタルズの第1ラウンド敗退が決まった夜に起こった出来事が紹介されておりまして、それが非常に感動的だったのです。

リンク:第7戦に負けた夜、キャピタルズのライクがファンの車のパンクを修理

・・・第7戦をヴェライズン・センターで見た後、ヴァージニア州の自宅へ車を走らせていた母娘。娘は2年半前からワシントン・キャピタルズを応援しており、2週間前に手に入れたブルックス・ライクのジャージを着ていた。母はプロスポーツのチームを応援したことなどなかったが、娘と一緒にキャピタルズを応援するように。

しかしワシントンDCのロースヴェルト橋の上で、車のタイヤがパンクしてしまった。トリプルAにロードサービスを頼んだが、「今日は救援要請の電話が多くて、いつ行けるかわからない」と言われてしまう。途方に暮れた母娘は、ホンダ・アキュラから出て行き交う車を見るともなしに見ていた。

そこへ1台のSUV車が停まった。運転席から出てきたのはキャピタルズのブルックス・ライクだった。ライクはまず「すみません、負けちゃって」と二人に謝り、「お手伝いしましょうか」と申し出た。高そうなスーツを着ていたにもかかわらず地面に膝をつき、40分かけてパンクしたタイヤをスペアと交換した。最初はまずゆっくり走ってみて、何かおかしいと思ったらトリプルAに電話すること。ライクは親娘にそうアドバイスした。

「キャピタルズの選手たちについて否定的なニュースがあったので、本当の選手たちの姿がどんなものかみんなに知らせたかったの。うまくいかなかった試合の後にそんなことをしてくれるなんて、本当に素晴らしい。他の誰もがそうしたように、彼だって私たちの横をただ通り過ぎることができたはず。でも彼はそうしなかった」。母親のメアリーアン・ウェインジマンはそう語った。・・・
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