さんくちゅありホッケー BLOG
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バンクーバー五輪 男子アイスホッケー予選プレーオフ 結果
2010年02月24日 (水) 21:00 | 編集
バンクーバー・オリンピック男子アイスホッケー予選プレーオフの結果です。

【第1試合】
ベラルーシ2、スイス3(SO) BOX SCORE

1ピリ
BLR 0:59 アレクセイ・カリユズニー(コスチウチェノク)
SUI 12:25 ジュリアン・スプランジェ(PP、ウィック、プリュス)
2ピリ
SUI 7:07 ナット・ドメニケッリ(PP、シュトライト、ブリンデンバッハー)
BLR 15:42 コンスタンチン・ザハロフ(PP、ウガロフ、スタセンコ)
3ピリ
得点なし
延長戦
得点なし
延長戦
得点なし
シュートアウト
スイス2(トマス・ドラン、ロマーノ・レム)
ベラルーシ1(ドミトリー・メレシュコ)

ゴーリー
SUI ヒラー(22ショット、20セーブ、2勝2敗)
BLR メジン(43ショット、40セーブ、0勝2敗)

談話
ヨナス・ヒラー(スイス)「(次の対アメリカ戦について)対カナダ戦のときのようにプレーしたい。5対5とか、そんな試合にはならない。ミスを少なくして、相手に得点させないようにしないと。接戦に持ち込めば持ち込むほど、ウチにとってはいい」
ナット・ドメニケッリ(スイス)「去年の11月と12月にベラルーシと2試合やって2試合とも延長戦で負けた。でももうベラルーシに勝つ方法を見つけた」
ミハイル・ザハロフ(ベラルーシ監督)「スイスはとても強いチーム。そして最後にはどちらかが勝たなければいけない。選手たちに文句はないが、スイスのゴーリーがすばらしかった。シュートアウトはくじみたいなもの。そして不運にも我々が負けた」
ルスラン・サレイ(ベラルーシ主将)「負けて嬉しいわけがないけど、ウチの若い選手たちは、基本的に世界のどのチームとも戦えるってことを証明した。このオリンピックから学んで、次の大会でもっといいプレーをしてくれたらいいと思う」


【第2試合】
ドイツ2、カナダ8 BOX SCORE

1ピリ
CAN 10:13 ジョー・ソーントン(ヒートリー、キース)
2ピリ
CAN 2:32 シェイ・ウェーバー(リチャーズ)
CAN 3:42 ジャローム・イギンラ(PP、ダウティ、ストール)
CAN 8:50  ジャローム・イギンラ(ストール、ボイル)
GER 16:34 マルツェル・ゴッツ(シュミット、ミュラー)
3ピリ
CAN 1:10 シドニー・クロズビー(ストール、キース)
CAN 6:41 マイク・リチャーズ(モロウ、テーヴズ)
CAN 11:22 スコット・ニーダマイヤー(アシストなし)
CAN 16:28 リック・ナッシュ(プロンガー)
GER 18:58 マヌエル・クリンゲ(ミュラー、ホシュペルト)

ゴーリー
CAN ルオンゴ(23ショット、21セーブ、2勝0敗)
GER グライス(39ショット、31セーブ、0勝3敗)

談話
ドリュー・ダウティ(カナダ)「今日みたいな勝ち方ができたのはウチにとってよかった。アメリカに負けた後、みんなすごく落ち込んでたからね。勝つべき試合だったから。でも今日みたいに60分間うまくプレーできたことは明日につながると思う」
スヴェン・ブーテンション(ドイツ)「いまとてもがっかりしている。ベラルーシに負けたのはつらかった。プレーオフで強い相手と当たるのを避けるためにも勝つ必要があった。オリンピック始まって数日はエキサイティングだったし、楽観的だった。いいホッケーができたピリオドもあったけど、60分間持ちこたえることができなかった」
マイク・リチャーズ(カナダ)「(ロシアのアレクサンダー・オベチキンについて)NHLの、そしてこのオリンピックの最高の選手の一人であることははっきりしている。オベチキン相手にはタフにプレーして、目を離さないようにしないとね」
エリック・ストール(カナダ)「(ロシアについて)攻撃陣だね。第1ラインと第2ラインはものすごいパワーがある。ディフェンシブ・ゾーンでうまくプレーしなくちゃいけない。あの攻撃陣のチャンスをつぶせるといいんだけど」


【第3試合】
ラトビア2、チェコ3(OT) BOX SCORE

1ピリ
CZE 5:52 トマーシュ・ロリネク(クバ、ハヴラート)
CZE 11:05 トマーシュ・フライシュマン(クレイチー、ツェルヴェンカ)
2ピリ
得点なし
3ピリ
LAT 12:02 マルティンス・シプリス(ニジヴィス、レドリフス)
LAT 16:19 ミケリス・レドリフス(ベルジンス、ダルジンス)
延長戦
CZE 5:10 ダヴィッド・クレイチー(フライシュマン)

ゴーリー
CZE ヴォクーン(26ショット、24セーブ、3勝1敗)
LAT マサルスキス(50ショット、47セーブ、0勝4敗)

談話
エドガー・マサルスキス(ラトビア)「誰もがぼくらが負けると思っていたから、変なプレッシャーがなかった。ベストをつくそうと思っていただけ」
ズビネク・ミハレク(チェコ)「マサルスキスはいいゴーリーだとわかっていたし、ラトビアは彼の前でよくプレーした。マサルスキスは大きくないけど動きが速くて、いいホッケーをしたよ」
トマーシュ・フライシュマン(チェコ)「(準々決勝でフィンランドと当たることについて)「立て直して、今日よりもっとハードにプレーしなくちゃね」


【第4試合】
ノルウェー3、スロバキア4 BOX SCORE

1ピリ
SVK 7:03 ミハル・ハンズーシュ(PP、ガーボリック、マリアーン・ホッサ)
SVK 9:48 マリアーン・ガーボリック(PP、デミトラ、ファーラ)
NOR 18:06 マッツ・ズッカレッロ=オーセン(ホロス)
2ピリ
NOR 7:27 トーレ・ヴィキンスタ(トーレセン、ズッカレッロ=オーセン)
NOR 19:59 アンネシュ・バスチャンセン(オリム、トーレセン)
3ピリ
SVK 8:41 ミロスラフ・シャタン(ヴィシュノフスキー、ゼドニック)

ゴーリー
SVK ハラーク(19ショット、16セーブ、3勝1敗)
NOR グロートネス(40ショット、36セーブ、0勝4敗)

談話
マッツ・ズッカレッロ=オーセン(ノルウェー)「チームを誇りに思う。ハードにプレーしたし、強いスロバキアをあんなふうに追い込むことができたんだから」
トーレ・ヴィキンスタ(ノルウェー)「悔いはないよ、でも今はちょっと空っぽな気持ち。最後の2試合のうち少なくとも1試合は勝ててもいいと思ったんだけど」
ポール・グロートネス(ノルウェー)「今度は自分たちの番かも、と思ったけど違った。今日もそうじゃなかった」
マリアーン・ホッサ(スロバキア)「(退場処分となったオーレクリスチャン・トッレフセンのルボス・バルテチコへのヒットについて)今まで見た中で最悪のヒットだ。あいつは長い期間出場停止になるべき。チームメイトがあんなふうに倒れるのを見るのはつらいものだ。だから『ルボスのためにパワープレーでたくさん得点しようぜ』って言い合ってた。今日はルボスのために勝ったんだ。(次の相手はスウェーデンだが)スキルのある選手が揃ってるし、ゴーリーもすばらしい。ディフェンスもいい。みんなカナダとロシアのことばかり言ってるけど、スウェーデンは本当に危険なチームだと思う」



::: 予想どおり大差がついたカナダ対ドイツ戦以外は、3試合とも僅差の接戦でした。スイス対ベラルーシは延長でも決着がつかずシュートアウトまでいってるし、ラトビア対チェコはチェコがOTゴールでやっとの勝利。それにしてもラトビアのゴーリー、エドガー・マサルスキスは50本のシュートを浴びたんですね。50本って・・・。スロバキアを慌てさせたノルウェーのがんばりも立派。世界のチームの実力差は、意外と縮まっているのかな? そんなふうに思いました。

今回のオリンピックの対戦フォーマットは、予選の試合数を抑えたいNHLの要請で決まったものですが、予選が終ってみたら、12チームを3グループに分けることとプレーオフ導入はかなり面白かったと思います。次のソチ五輪にNHLerが出場できるかどうかはまだ決まっていないそうですが(しかしオベチキンなどロシア人選手は地元ということもありNHLを休んででも出るという考えらしい)、ソチ五輪でもこのフォーマットを導入したらいいんじゃないかなと思います。
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コメント
この記事へのコメント
はじめまして、大変参考になる記録集でした。
はじめまして、大変参考になる記録集です。NHLが参加した98年の長野大会、2002年のソルトレークシティー大会は、不規則な14チームの参加の大会となっていました。当時の大会は、NHLの選手が多いBIG6(カナダ、アメリカ、ロシア、チェコ、スウェーデン、フィンランド)を特別扱いにし、これら6チームに1次リーグ免除の資格を与え、2次リーグからのシードチームとしました。残り8カ国が4チーム×2組に別れ1次リーグを行い、各組上位1チームのみ、BIG6が待ち受けるベスト8に進出していました。

長野大会とソルトレークシティー大会は、BIG6に実力で迫るスロバキアが、2大会ともNHLのメンバーをそろえられず、1次リーグ敗退し、BIG6のシード制に不満を持っていたようですね。
 98年の長野大会は、カザフスタンとベラルーシが、1次リーグを勝ちあがったものの、BIG6の待ち受ける2次リーグ以降は、圧倒的な大差で負けていました。
 ソルトレークシティー大会は、ドイツとベラルーシが2次リーグに勝ちあがり、ベラルーシがオリンピックのシステムを変える出来事を起こしました。2次リーグは3戦全敗に終わったものの、準々決勝でスウェーデンに3対2で勝利し、最終的にベスト4に勝ち上がりました。

オリンピック組織委員会は、トリノ大会以降は、シード制を廃止し、参加チームを14チームから12チームに減らし、BIG6とそれ以外のチームも均等な条件にしました。当時の大会で、スイスがチェコとカナダを破り、スロバキアは予選リーグ5戦全勝で通過し、以前よりも各国の実力差は迫ってきたように感じました。

今大会も、以前のBIG6とスロバキアを加えた7カ国と、他の5カ国では、少し力の差はあるように感じましたが、以前よりもスコアの差はつかなくなっていましたね。とりわけ準々決勝進出決定戦は、ラトビアがチェコに、ノルウェーがスロバキアに、接線まで持ち込むとは考えられませんでした。ラトビアもノルウェーも予選リーグでは、大量失点を喫しましたが、体格で勝るNHLの選手と戦う方法を攻略してきたのでしょう。
2010/02/26(金) 12:38 | URL | kaita #DhuRAo1g[編集]
ベラルーシとスロバキア
Kaitaさん、はじめまして。コメントありがとうございます。コメント拝読しますと、長野五輪でチェコの金メダル獲得に感動してNHLを見始めた私よりも、ずっと前からオリンピックやNHLのホッケーをご覧になっているような気がするのですが・・・。私などまだまだで、お恥ずかしい限りです。

NHLer参加で長野とソルトレイクシティでは6強チームは予選が免除されていましたよね。で、ソルトレイクシティでは、NHLの試合がまだ続けられている期間に予選を戦わなければいけなかったスロバキアは、「選手は出さない」というNHLチームの方針により(まあこれは仕方ないんですが)、なんと選手が欧州組の13人しか揃わず、という事態に陥りました。ダブルシフトでぜーぜー言いながらプレーするスロバキア選手たちの姿、今でもはっきりと憶えております。このシステムでは、スロバキアホッケー界も忸怩たる思いがあったでしょう。

ソルトレイクシティでベラルーシがスウェーデンを破った試合が、オリンピック・ホッケーのターニングポイントだったのですね。あの試合は、トミー・サロのミスばかりが取り上げられがちですが、もとはといえば、3ピリでベラルーシがスウェーデンと3-3という互角の試合をしていたからこそ起こった波乱でした。3-0のようなワンサイドゲームであれば、サロのミスで1点失っても、スウェーデンは残りのピリオドを守り切り、準決勝へ進めていたはずなんです。
そしてトリノではスロバキアとフィンランドがそれぞれ予選全勝で決勝トーナメントへ。準々決勝で宿敵チェコに負けましたが、トリノ5位はスロバキアには大きな自信になったと思います。スイスがカナダにシャットアウト勝ちしたのもトリノでした。

バンクーバーではスウェーデン対ベラルーシほどではないけど、アメリカがカナダに勝ったり、スロバキアがロシアに勝ったり、ランキングが下のチームが勝ったり上位を慌てさせたりという試合がいくつかありました。これだからオリンピックのホッケーは面白いのですね。もう4チームしか残っていないのが残念でたまりません。せめて決勝は3戦やって2勝したほうが勝ち・・・なんてやってくれると嬉しいのですが。(絶対無理ですが)
2010/02/26(金) 21:13 | URL | にゃおこ #-[編集]
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