さんくちゅありホッケー BLOG
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バンクーバー五輪 男子アイスホッケー予選リーグ6日目 結果
2010年02月22日 (月) 23:58 | 編集
バンクーバー・オリンピック男子アイスホッケー予選リーグ6日目の結果です。

【第1試合】
チェコ2、ロシア4 BOX SCORE

1ピリ
RUS 15:13 エフゲニー・マルキン(ダツック、オベチキン)
CZE 19:06 トマーシュ・プレカネツ(エリアシュ、カベルレ)
2ピリ
RUS 14:34 ヴィクトール・コズロフ(ラデュロフ、フェドロフ)
3ピリ
RUS 1:49 エフゲニー・マルキン(セミン、テューチン)
CZE 14:51 ミラン・ミハレク(ジドリツキー、ブラターク)
RUS 19:47 パヴェル・ダツック(EN、マルキン、オベチキン)

ゴーリー
RUS ナボコフ(25ショット、23セーブ、2勝0敗)
CZE ヴォクーン(30ショット、23セーブ、2勝1まお敗)

談話
ヤロミール・ヤーガー(チェコ)「(センターアイスでオベチキンにヒットで倒され、バイザーを壊されたことについて)脳震盪になって何が起こったのか忘れられたらいいのに。でも全部憶えてるよ」
パトリック・エリアシュ(チェコ主将)「(オベチキンのヒットは)いいヒットだった。ああいう若い選手たちは、気にしないんだね。まあそれでいいんじゃないかな。ウチはベストを尽くしたけど、うまくいかなかった。1試合余計に戦うのはやっぱりイヤなもの。それより1日余計に休みが欲しいよ」


【第2試合】
アメリカ5、カナダ3 BOX SCORE

1ピリ
USA 0:41 ブライアン・ラフォルスキ(スーター、ランゲンブラナー)
CAN 8:53 エリック・ストール(シーブルック、テーヴズ)
USA 9:15 ブライアン・ラフォルスキ(アシストなし)
2ピリ
CAN 3:32 ダニー・ヒートリー(テーヴズ、ウェーバー)
USA 16:46 クリス・ドルーリー(ライアン、バッカス)
3ピリ
USA 7:09 ジェイミー・ランゲンブラナー(PP、ラフォルスキ、スーター)
CAN 16:51 シドニー・クロズビー(PP、ナッシュ、キース)
USA 19:15 ボビー・ライアン(EN、パリジー)

ゴーリー
CAN ブロデューア(22ショット、18セーブ、1勝1敗)
USA ミラー(45ショット、42セーブ、3勝0敗)

談話
ライアン・ミラー(アメリカ)「たぶん人生でいちばんビッグな試合だったと思う。ウチは緊張したり不安になったりしなかったよ。ただプレーし続けただけ」
ボビー・ライアン(アメリカ)「チームがまとまっているのがわかったでしょ? みんな、カナダの重要なシュートをブロックして、勝つために汚いこともして・・・、1週間一緒に3試合戦ってお互いわかり合って」
エリック・ストール(カナダ)「ミラーは3ピリにいくつか重要なセーブをした。それが試合を決めた」
マルタン・ブロデューア(カナダ)「こんなことは言いたくないけど、ウチに必要なのは、もっと多くの試合をすること」
マイク・バブコック(カナダ監督)「他のチームと同じように、我々も生き残るために戦う。負けたら家に帰るだけさ」


【第3試合】
フィンランド0、スウェーデン3 BOX SCORE

1ピリ
SWE 6:41 ルイ・エリクソン(PP、バックストロム、ヨハンソン)
2ピリ
SWE 4:19 ニクラス・バックストロム(ダニエル・セディン)
SWE 18:08 ルイ・エリクソン(PP、フランゼン、バックストロム)
3ピリ
得点なし

ゴーリー
SWE ルンドクヴィスト(20ショット、20セーブ、2勝0敗)
FIN キップラソフ(32ショット、29セーブ、1勝1敗)

談話
ダニエル・セディン(スウェーデン)「いい試合をした。決勝トーナメントに進みたかったし、これで2日休める。ウチのチームは試合ごとによくなっている気がする」
オッリ・ヨキネン(フィンランド)「がっかりだ。ウチのパワープレーはひどいものだったけど、相手はパワープレーで得点した。そこが勝負を決めた」


::: 今日は現地時間で日曜日。予選リーグ各グループ上位が激突する好カードを3つ揃え、カナダがライバルのアメリカを下して、カナダは全国的に最高に盛り上がるはずでした。が、結果はカナダの負け。新聞によれば、負けた腹いせで暴動が起きるのを警戒するため警察が出動して、バンクーバーのダウンタウンは異様な雰囲気に包まれていたそうです。

選手全員をNHLerでかためたカナダの「ドリーム・チーム」(ということになっている)が、若くて経験の浅いチームUSAに負けたのですから、カナダのホッケー・ファンのショックは相当なものだったことでしょう。カナダがオリンピックのホッケーでアメリカに敗れるのは、1960年のスコーバレー五輪以来、なんと50年ぶりのこと。

選手たちも相当悔しい思いをしたようで、朝日新聞によるとシドニー・クロズビーは試合後「相手のゴーリーが調子のいい日にぶつかっただけ。序盤の運も悪かった」と語っていたらしいです。

屈辱だというのはわかる。そう思いたい気持ちもわかる。確かにライアン・ミラーは冴えていたし、アメリカの先制点はややラッキーなものだった。パック・ハンドリングの名手マルタン・ブロデューアのミスもあった。

けれどもクロズビーよ、この敗戦について「たまたま相手がよかった」「たまたま運が悪かった」と本気で思っているのなら、チーム・カナダに未来はない。

フィジカルさでは互角だったし、スピードとスタミナではカナダはやや劣勢だった。積極的なフォアチェックに素早いバックチェック、相手ゴール前でスクリーンを作るという基本に忠実なホッケーをしていたのは若いアメリカのほう。冷静にセーブし続けるミラーのがんばりに応えようと、チームUSAは必死でゴールを守った。3ピリ終盤のカナダのチャンスに猛烈な勢いで自軍に戻り、ダイビングでパックをクリアしたジャック・ジョンソンのプレーはそれを象徴していた。カナダにとどめを刺したライアン・ケスラーのエンプティネットゴールも、最後までパックを追い続けたアメリカの執念の賜物だった。

NHLのスタンリーカップ・プレーオフのように、7戦やるシリーズなら、カナダが最終的には4勝3敗ぐらいで勝つかもしれない。でも今日のオリンピックの試合は、アメリカが勝って当然の内容だったと私は思います。

それにしてもこのオリンピックが始まる前の、チームUSAに関する記事に幾度となく現れた「underdog」の文字。「下馬評が低いチーム」という意味ですが、「あんたらとにかく若いんだし、誰も金メダル獲るとは思ってないから、まあバンクーバーでのびのび楽しくやっておいで」というアメリカのマスコミの温かい目線が感じられました。トリノで8位に終わり、ランキングも低くて変なプレッシャーがないから、予選でのチームUSAは強かったのでしょうか。

カナダ対アメリカほどではなかったけど、チェコ対ロシアも本当に面白い試合でした。フィジカルでねばっこい北米のホッケーとは違う、スキル対スキルの洗練されたホッケーの対決。ロシアの華麗なパス回しや、素早いブレイクアウェイは見ていて楽しいです。3ピリの、アレクセンダー・セミンからの速いパスをワンタイマーで叩いたエフゲニー・マルキンのシュートには思わず唸っちゃいました。トマーシュ・ヴォクーンのショートサイドの、ほんのわずかな隙間をついて、ネットに入っていったパック。私、マルキンのプレーを見るのはこのオリンピックがほとんど初めてなんですが、マルキンってこんなにうまい選手だったんですね。スタンリーカップ・プレーオフMVPも納得です。




今日の試合を象徴する1枚。このときコウリー・ペリーの胸に去来したものは何だったのか。

そのペリー、ESPN.comで「オリンピック日記」を連載しており、試合に負けた後のことも書いています。

リンク:Corey Perry's Olympic experience

スライドショーリンク:USA Hockey Stuns Canada
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