2007年11月23日 (金) 22:02 | 編集

ヴァージニア州アーリントン(AP)-- NHLのワシントン・キャピタルズは22日、成績不振を理由にグレン・ハンロン監督(50)を解任した。後任としてマイナー・リーグの監督だったブルース・ブドロー(52)が暫定的に監督を務める。
ハンロン監督は2003-04年のシーズンからキャピタルズを指揮。4シーズン目となった今季は21試合でわずか6勝(14ポイント)と振るわず、リーグ最下位の成績に甘んじている。
監督として最後の試合となった21日のワシントンDCでの対アトランタ・スラッシャーズ戦は5-1で敗れた。試合中、キャピタルズのホーム・アリーナはブーイングと「ハンロンをクビにしろ!」のシュプレヒコールで包まれていたという。
ハンロンはマスコミ向けに短い声明を発表。「キャピタルズと共に過ごした時間は、私のホッケー人生の中で最高のものでした。これからもキャピタルズを応援していきます」
新監督に就任するブドローはトロント・メイプルリーフスとシカゴ・ブラックホークスでプレイした元NHLer。キャピタルズのAHL提携チームであるハーシー・ベアーズを2005-06年のシーズンから指揮し、1年目に同チームをコルダー・カップ優勝へ導いた。
::: リーグ最下位ですので、解任もやむなしではないかと。(オイラーズのマックTことマクタヴィッシュ監督もそろそろヤバいかなあ、やっぱり。)
新監督はもうキャピタルズと一緒に練習をこなしたようで、オヴェチキンくんは「新しいページだ」と語り、オリー・ザ・ゴーリーは「いいシーズンになると思ってたんだけどねー。いまはてんでバラバラ。ホッケーは個人スポーツじゃねーっつーの。ブルースがそういう個人主義をひっくり返してくれればいいんだけど」と新監督に期待を寄せている様子です。
ブルース・ブドローという人、まったく知りませんでしたが、「この機会を32年間待っていた」と言うだけあって、なかなか気合いが入っているみたい。「オレは厳しいよ。選手にはニコニコするし冗談も言うかもしれないけど、もししなければならないことをしなかったら、代償を払うことになるって、選手たちにはわかってるからね」とも言っております。どん底キャピタルズをどう立て直すか、お手並み拝見というところでしょうか。
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