さんくちゅありホッケー BLOG
NHL ニュースを中心としたアイスホッケー情報のブログです。 (Since 08/09/05)
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) --:-- | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ソチ五輪:男子準々決勝結果(2)優勝候補ロシアがフィンランドに敗れる
2014年02月21日 (金) 14:58 | 編集



フィンランド3、ロシア1

世界ランキング1位で優勝候補だった開催国ロシアが準々決勝で姿を消した。1ピリにパワープレー・ゴールで先制したもののすぐに同点にされ、その後2連続失点。その後も攻め続けたがフィンランドのゴールを割ることができず、少ないチャンスをものにしたフィンランドとの決定力の差が勝敗を分けた。ロシアのジネトゥラ・ビリャレトディノフ監督は試合後「すべて私の責任」と辞任を表明。


フィンランド 2 1 0 3
ロシア    1 0 0 1

得点:【フィンランド】ユハマッティ・アールトネン(A=ペトリ・コンティオラ)、テーム・セラニ(ミカエル・グランルンド)、ミカエル・グランルンド(PP)(テーム・セラニ、キンモ・ティモネン)
【ロシア】イリヤ・コヴァルチュク(PP)(パヴェル・ダツック)

ゴーリー:【フィンランド】トゥーッカ・ラスク(38ショット、37セーブ、2勝1敗)【ロシア】セミョン・ヴァルラモフ(15ショット、12セーブ、2勝1敗)、セルゲイ・ボブロフスキー(7ショット,7セーブ、1勝1敗)

談話:
テーム・セラニ(フィンランド主将)「正直言うと、ロシアの選手たちのことを考えると僕は少し悲しい。彼らはソチで金メダルを取るという大きな夢を持っていたけれど、うまくいかなかった。金メダルだったら素晴らしいストーリーになっただろうに、がっかりだろうね。でもホッケーでは何が起こるかわからない」
サミ・ヴァタネン(フィンランド)「最高の気分。チームでまとまって守りを堅くできれば勝てると思っていた。ロシアが勝つと思っていた人が多かっただろうけど、僕らはチームとして戦った。得点もできるっていうことを見せたし」
ヨリ・レヒテラ(フィンランド)「うちにはラスクがいた。それが勝てた理由」

パヴェル・ダツック(ロシア主将)「ラスクはいいゴーリーだが、僕らがラスクの仕事を簡単にしてしまった。ゴールネットの前に混雑を作れなかったし、シュートもあまり打てなかった。(いまの気持は、と訊かれて)空っぽだよ」
アレクサンダー・オベチキン(ロシア)「最悪だ。パワープレーで得点して、スタートはよかった。でもいくつかのミスが痛かった。またゴールしようとがんばったけどダメで・・・。いまは何の感情もわかない」
アントン・ベロフ(ロシア)「ゴーリーが悪かったとか言う必要はない。ディフェンスとチームのミスだった」
ジネトゥラ・ビリャレトディノフ(ロシア監督)「ファンには謝るしかない。残念な試合だった。期待が大きかったのに。ただただ申し訳ない」


::: 開催国ロシアが準々決勝で敗退。ロシアのホッケーファンが最も恐れていた事態が起こってしまいました。予選でアメリカに負けたおかげで決勝まではカナダにもアメリカにも当たらないという、かなりラッキーな組み合わせだっただけに、この結果は残念無念・・・。オベちゃんが金メダルを胸にぽっかり前歯でにっこり笑うところが見たかったです。メダル・セレモニーでロシア国歌をダツックやコヴァルチュクと一緒に歌いたかったです。

これでフィンランドは1994年以降ロシアと対戦した7試合で5勝。相性もよくて苦手意識がなく、しかも永遠のライバルであるスウェーデンが先に準決勝行きを決めていたので、トリノ五輪決勝の雪辱をソチで晴らしたくて燃えていたのかも。それにしても43歳テーム・セラニは素晴らしい。そしてスオミのオリンピックでの強さは特筆ものです。

ところで、この試合のロシアの先発ゴーリーはなぜセルゲイ・ボブロフスキーじゃなくてセミョン・ヴァルラモフだったのか。世界中のホッケー・ファンがここに「?」と首をひねっていたと思います。耄碌爺のドン・チェリーまでもが「ボブロフスキーを先発させなかったのは大きな過ちだった」と批判した、まことに不可解なヴァルラモフの起用でした。

ロシアのビリャレトディノフ監督はオリンピック開幕時から「ボブロフスキーとヴァルラモフを交互に使っていく」と公言してきました。まず開幕戦の対スロベニア戦はヴァルラモフが先発。2試合目の対アメリカ戦をボブロフスキーで行きたかったからかもしれません。予選最後のスロバキア戦はヴァルラモフ、プレーオフのノルウェー戦はボブロフスキー。なのでフィンランド戦のターンはヴァルラモフ、ってことだったらしいのですが、アホすぎます。野球のピッチャーの先発ローテーションじゃないんだから。

予選ラウンドが2人のゴーリーでうまく回っていたとしても、一発勝負で後がない決勝トーナメントはより信頼でき正ゴーリーとしてふさわしいほうで固定するべき。そして先発はアメリカ戦でいいプレーをしていたボブロフスキーに任せるべきでした。

ボブロフスキーは世界中から集まったトップ・ゴーリーたちがしのぎを削るNHLで最優秀ゴーリーに選ばれた選手です(しかも、決して強豪とは言えないコロンバス・ブルージャケッツ所属で)。そのボブロフスキーでフィンランドに負けるのと、ヴァルラモフで負けるのとではその負けの重みや意味が全然違ってきます。バンクーバーで不動の正ゴーリーだったエフゲニー・ナボコフ先発でカナダに7点取られて負けたことにロシアのファンは納得しても、ヴァルラモフでフィンランドに3-1で負けるのには納得しないでしょう。

オベチキン、マルキンらオフェンスのスター選手たちの不調もありましたが、ロシアのゴーリー・ローテーション作戦は失敗に終わり、国民期待の男子ホッケー・チームはトーナメントから姿を消すことに。この悲しい敗戦はロシアで語り継がれるのかな、「ソチの悲劇」と。でも自国開催でフィンランドに負けたことが悲劇なんじゃなくて、ホッケーの常識や定石を理解していないとしか思えない、奇妙な策にこだわる監督に率いられていたこと、そこにロシアの悲劇がありました。




がっくり・・・




しょんぼり・・・(この帽子、欲しい・・・)




ゆるキャラも嗚咽




この2人も見に来ていたのかーっ!(だから負けた?)

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
セラニのお言葉通り。。
ロシアが負けたのは悲劇的でしたよね。。。
長野以来、にわかセラニファンなので、スオミが勝って嬉しかったのですが、複雑だったのを思い出しました☆
2014/03/06(木) 19:47 | URL | yayoi #Z5V3W/k2[編集]
コメントを投稿する
URL :
コメント :
パスワード :
秘密 : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
Powered by . / Template by sukechan.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。