さんくちゅありホッケー BLOG
NHL ニュースを中心としたアイスホッケー情報のブログです。 (Since 08/09/05)
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バンクーバーがロサンゼルスに勝ちカンファレンス準決勝進出
2010年04月26日 (月) 23:12 | 編集
4月25日の試合結果

フェニックス5、デトロイト2
(3勝3敗のタイ)

コヨーテズが3つのパワープレー・ゴールと1つのショートハンド・ゴールを記録。イリヤ・ブリズガロフ31セーブ。

バンクーバー4、ロサンゼルス2
(バンクーバー4勝2敗、カンファレンス準決勝進出)

第3ピリオドに3ゴールでカナックスが逆転勝利。ロベルト・ルオンゴ30セーブ。


::: キングズ、力尽きましたか。残念、せっかくドリュー・ダウティが強烈なスラップショットで先制ゴール決めたのに。まあでも、キングズも若いチームだし、来年があるさ。ダウティがまた活躍してくれると思います。

こよーては踏ん張りましたね。第5戦に勝ったのはウィングズだったので、このままこのシリーズ終るかと思ってたんですが、今季のこよーてはやっぱりひと味違うみたい。こよーてが第7戦でレッドウィングズに勝ったら、「フェニックス・コヨーテズ」としては初めてのプレーオフ第1ラウンド突破となります。

ところでこのコヨーテズ@レッドウィングズの試合を、元ウィングズのブレンダン・シャナハンが観戦していたそうです。ゲストとしてではなく、お仕事で。引退したシャニー、今はNHLに雇われて、新米職員としていろいろお勉強の日々なんだとか。ウィングズの本拠地、ジョー・ルイス・アリーナのジャンボトロンにシャニーが映ったとき、お客さんたちは拍手喝采だったそうです。
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ピッツバーグとサンノゼがカンファレンス準決勝へ
2010年04月26日 (月) 23:09 | 編集
4月24日の試合結果

ナッシュビル4、シカゴ5(OT)
(シカゴ3勝2敗)

試合残り14秒でパトリック・ケインがショートハンド・ゴールを決め同点に持ち込む。マリアーン・ホッサの延長戦ゴールでブラックホークスが突き放した。

ピッツバーグ4、オタワ3(OT)
(ピッツバーグ4勝2敗、カンファレンス準決勝進出)

セネターズが3点リードを守り切れずに第2ピリオド後半から4連続失点。

サンノゼ5、コロラド2
(サンノゼ4勝2敗、カンファレンス準決勝進出)

シャークスが第3ピリオド中盤から2つのエンプティネット・ゴールを含む4得点。


::: ぺんぎん@オタワはラジオ聴いていましたが、あれよあれよという間にぺんぎんが得点を重ね、延長戦の末勝ちました。これにはビックリ。オタワ選手陣とオタワ・ファンはがっくりでしょう。勝てる試合を落としたんですから。

シャークス@アバランチも似たような展開でした。ダン・ボイルはさぞかしホッとしてると思います。米ヤフー!スポーツの名物コラム「Puck Daddy」で「アイス・ガールズをいつもガン見しているクレイグ・アンダーソン、とある試合ではガン見の後に失点」なんて書かれてましたが、もちろん冗談でしょうね。(冗談じゃなかったりして!?)

プレッズ@シカゴの試合では、プレッズのルーキーが打ったパックが氷上から忽然と姿を消し、必死で探したけど出てこなくて、キャプテンのジョナサン・テーヴズがアンッティ・ニエミのお腹のあたりをめくったらぽろりと出てきた、なんて珍しいシーンもありました。
モントリオール、ワシントンに競り勝ち対戦成績を3勝2敗に
2010年04月25日 (日) 16:10 | 編集


モントリオール2、ワシントン1
(ワシントン3勝2敗)

ボストン1、バッファロー4
(ボストン3勝2敗)

ロサンゼルス2、バンクーバー7
(バンクーバー3勝2敗)

デトロイト4、フェニックス1
(デトロイト3勝2敗)

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ワシントンDC(AP)--- レギュラー・シーズン優勝を成し遂げた自チームが、プレーオフにぎりぎりで進出したモントリオール・カナディアンズに第1ラウンドで苦戦している。ワシントン・キャピタルズのブルース・ブドロー監督は、2-1で敗れた試合後の記者会見で怒りをあらわにした。

「ホームでの試合だというのに、最初の10分の我々のプレーはひどいものだった。そして試合終了だ。我々は20人でプレーしていない。毎試合、13人か14人で戦っている。今夜も5、6人の『お客さん』がいた」

努力の足りない5、6人の選手。プレーオフに入ってから24回のチャンスで1点しか取れていないパワープレーでの攻め。アレクサンダー・オベチキンとニクラス・バックストロムはそれぞれ9ポイントを記録しているが、それ以外の選手が振るわない。レギュラー・シーズンで40ゴールをあげているアレクサンダー・セミンは、昨季プレーオフから通算12試合でまだ0ポイントだ。

セミンのプレーぶりをどう思うか訊かれたブドロー監督は、「彼はこれまでに何ゴール何アシスト決めている?」と質問で返した。「セミンは頑張ってるよ。だがスコアできないのなら、(他の)選手たちを使ってみるまでだ。セミンが試合に出るのは終わりにしないと」

キャピタルズはこの試合に勝ってシリーズを終了させたいはずだった。しかし試合開始1分30秒で、マイケル・カマレリが得点。そしてそれからわずか2ショット目の7分1秒、トラヴィス・モーンのゴールでカナディアンズが2-0とリードした。「あんなふうに試合をスタートさせちゃいけない」とキャピタルズ主将のオベチキンが反省した、最悪の展開だった。

カナディアンズのネットを守ったのは、第4戦では先発から外れたヤロスラフ・ハラーク。「ジャック・マルタン監督が自信を持たせてくれて嬉しい」と語った言葉どおり、キャピタルズの攻撃をオベチキンの1ゴールのみにとどめる37セーブで勝利に貢献した。


::: ブドロー監督、おかんむり。無理もないです、レギュラー・シーズンではあれだけ点をばかすか入れていたキャピタルズが、カンファレンス8位のハブズに煮え湯を飲まされてるんですから。

セミンがプレーオフでは調子悪くて、1ゴールどころか1アシストもあげていないとは知りませんでした。この点については責められても仕方がない。

だけど私は、セミンは頑張ってると思うんだけどなあ。今日の試合でも、マイク・グリーンがショットをすかっと空振りした隙にパックを取られ、トマーシュ・プレカネツのブレイクアウェイになりました。それをセミンが後ろから猛然と追いかけ、スティックでパックを綺麗にクリアして、キャピタルズの失点を未然に防いだんです。

もちろんブドロー監督だって、そういうところはきっちり見ているはず。でも前任のグレン・ハンロンがクビになってキャピタルズの監督になったとき、「私は選手たちに笑顔も見せるし冗談も言う。だがするべきことをしなかったらどんな代償を支払うことになるか、選手たちにはわかっているはずだ。私は厳しい」と言っただけあって、選手たちに求めるものも大きいのでしょう。だからこそ就任1年目でNHL最優秀監督賞も受賞し、キャピタルズも強くできたんだと思います。

ところでこの試合の第1ピリオド、キャピタルズのエリック・ベランジェがマルクアンドレ・ベルジュロンのスティックを口に受け、歯を折ってしまうというハプニングがありました。(血に弱い人は見ないほうがいいかも・・・)





試合続行中なのにベンチで自分の歯を抜く行為だけでもすごいけど、なんと恐ろしいことにベランジェ、ポジションはセンターなんですが、歯を抜いた後すぐにリンクに戻り、フェイスオフをしたそうです・・・。水島新司先生や高橋陽一先生も真っ青の、まさにド根性です。そしてキャピタルズのツイッターによれば、ベランジェはこのハイスティックだけで歯を8本失ったらしい。8本って・・・! 80歳までに20本残しておきたい歯なのに!

しかも試合後、「ベルジュロンがパスを打ったスティックが口に当たって・・・、よくないことが起こったのはわかったけど、プレーオフだからね、試合に戻って、チームが勝つために戦っただけさ」とベランジェは淡々と語っていました。漢や、あんた漢やで、ベランジェ!

私はハブズの大ファンでもありますが、なんかもうこの「事件」だけで、このシリーズはキャピタルズに絶対勝ってほしいと思うのでした。そしてブドロー監督が、今年のトレード締切日にミネソタ・ワイルドからベランジェを連れてきた理由も、わかったような気がしたのです。

ちゃぐま対うしは、うしがホームで4-1でさくっと勝って・・・という結果で終るはずが、試合終了間際に両軍入り乱れての喧嘩に。

もとはといえば、うしのポール・ゴースタッドがちゃぐまのズデノ・ファーラにスラッシングをしたのにファーラが怒り、やり返したことがきっかけだったらしいのですが、プレーオフだし皆熱くなってるしで、「俺もチームメイトを助けないと!」と正義感にかられたらしいライアン・ミラーまで参戦して元うしのミロスラフ・シャタンとやり合ってて、ペナルティの嵐になってました。

うし監督のリンディ・ラフは、うしでの現役時代にキャプテンもやっていた人ですが、熱血漢タイプの選手だったそうで、この試合後も「俺もリンクに出ていって喧嘩したかったよ」と言って笑いを取っておりましたね。冗談めかした言い方だったけど、99.9%本音だったと思う。
ノリス・トロフィ候補にグリーン、キース、ダウティ
2010年04月25日 (日) 15:58 | 編集
ニューヨーク(AP)--- 今季の最優秀ディフェンスマンに贈られるノリス・トロフィ候補者が23日、以下のとおり発表された。

マイク・グリーン(ワシントン・キャピタルズ)・・・76ポイント(19ゴール、57アシスト)はリーグのディフェンスマンで1位。ゴール数、アシスト数、パワープレー・ゴール数(10)のすべてでリーグのディフェンスマンをリードしている。昨季もディフェンスマンのポイント・リーダーだったが、ノリス賞ではズデノ・ファーラ(ボストン・ブルーインズ)の次点だった。

ダンカン・キース(シカゴ・ブラックホークス)・・・14ゴール、55アシスト、69ポイントの全てで自己最多を記録。ポイント数とアシスト数ではグリーンに次いでディフェンスマン中2位。

ドリュー・ダウティ(ロサンゼルス・キングズ)・・・2008年NHLエントリー・ドラフトでキングズが1巡目指名(全体第2位)。59ポイントはグリーン、キースに次いでディフェンスマンで3位。12月8日に21歳になるダウティが受賞すれば、ボビー・オーの20歳3カ月に次いで史上2番目に若いノリス受賞者となる。

受賞者はプロホッケー記者協会の投票によって決定。授与式は6月23日にネバダ州ラスベガスで行われる。


::: 記録からいえばグリーンなのかな? でもグリーンは「攻撃力はあるけど守備のほうがまだまだ」という見方があるらしく、アイスタイムも多く守備もうまいダンカン・キースが最有力候補・・・という感じらしいです。

私としては若いダウティが獲得して世間をアッと言わせてほしいけど・・・、ないだろな。でもダウティの、ちょっぴり重い体を揺すってのすいすいスケーティング、好きです。

それと3人ともカナダ人です。グリーンがカルガリ、キースがウィニペグ、そしてダウティがオンタリオ州ロンドンの出身。

ところで私、NHLアウォードの各賞って、レギュラー・シーズンが終ってプレーオフが始まる前に既に投票が終っているのは知ってました。でも最近、愛読しているじゅんさんのブログ「さーべる倶楽部3」で、アウォードに関する事実を知り、驚愕したのです。

NHLの偉い人たちが20人ぐらい集まって「アウォード評議会」みたいなものを作り、各賞の候補を3人に絞る。そしてその候補を各賞の投票権を持つ人たちに提示し、最多得票の候補に賞が贈られる。私はそう思ってました。しかし違うのですね。得票数が多かった3人が自動的に候補として発表されているだけだなんて。うーん、知らなかった。
フィラデルフィア、完封勝利で第1ラウンド勝ち抜け一番乗り 
2010年04月25日 (日) 11:02 | 編集


オタワ4、ピッツバーグ3(第3OT)
(ピッツバーグ3勝2敗)

フィラデルフィア3、ニュージャージー0
(フィラデルフィア4勝1敗、カンファレンス準決勝進出)

シカゴ3、ナッシュビル0
(2勝2敗タイ)

コロラド0、サンノゼ5
(サンノゼ3勝2敗)

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ピッツバーグ(AP) --- ダニエル・アルフレッドソンからのパスをマット・カークナーがブルーライン近くから打つ。ペンギンズのマルクアンドレ・フルーリーの前ではマット・カレンがスクリーンを作った。ゴール前の人ごみを抜けてマット・クックの体に当たり、パックはネットイン。セネターズ史上最も長い第6ピリオド、107分6秒の激闘は30歳のディフェンスマンのスラップショットによって幕を閉じた。

「第3OTだったし、綺麗なゴールでは終らないだろうとわかっていた。誰かの体に当たって屈折したんだと思うけど、どうやってパックが入ったのかもわからない。でも今は、ただ嬉しい気持ちでいっぱい」。ヒーローになったカークナーのコメントは率直なものだった。

セネターズのゴーリーはパスカル・ルクレール。第4戦の第2ピリオドでブライアン・エリオットと交代したことを受けての先発起用だったが、ペンギンズの59ショットを3失点にとどめる56セーブ。首脳陣の期待に応え、チームをシリーズ敗退の危機から救った。

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ニュージャージー州ニューアーク(AP)--- 今季プレーオフに最後に滑り込んだフライヤーズが、デビルズを3-0のシャットアウトで下し、どのチームよりも早くカンファレンス準決勝に駒を進めた。

ジェフ・カーターとシモン・ガニェが故障のため欠場したこの試合。トップ・フォワード2人がいないフライヤーズの不安を、「カーターの代わりにはなれないけれど」と謙虚なクロード・ジルーが2ゴールで吹き飛ばした。「いいホッケーをしたかっただけ。今日はチーム全体がよくプレーした」

カーターとガニェの右足の怪我は第4戦で相手のシュートをブロックしたことによるものだ。第5戦のこの日も、第3ピリオドにイアン・ラペリエールがポール・マーティンのシュートをブロックしようとして顔面にパックを受け、60針から70針の大怪我。傷を負うことを厭わないフライヤーズの気迫は、シリーズ勝利の原動力となった。

翻ってデビルズは、また期待外れなプレーオフに終った。アトランティック・ディビジョン優勝9回、15シーズンで100ポイントに届くこと12回、そしてプレーオフ進出は13年連続。しかしプレーオフでは3年連続で第1ラウンド敗退。

2007年、デビルズはニューアーク駅前に建設されたプルデンシャル・センターへホームを移した。それ以来、ホームでのプレーオフの試合は3勝7敗と大きく負け越している。今日も第2ピリオドには地元のファンからブーイングが起き、「レッツゴー、フライヤーズ」のかけ声さえ聞かれた。

「なぜだかわからない。でも最近のプレーオフでは、ファンの期待に応えられるような試合ができていない」とマルタン・ブロデューア。敗軍の将となったデビルズのジャック・ルメール監督は「選手たちはよくやった。しかしペナルティが多すぎた」と途切れ途切れに語るのがやっとだった。


::: わー、シカゴがシャットアウトでプレッズに勝ち、シリーズを2-2のタイにしました。負けるときは相手に4点取られて自分たちは1点しか取れず、勝つときはシャットアウト。この繰り返しのシカゴです。ジョナサン・テーヴズの今季プレーオフ初ゴールも生まれて、本人もほっとしてるんじゃないかな。

アレクサンダー・オベチキンのボーディングで鎖骨骨折と肋骨ひびのダブルコンボを負い、休んでいたスーピー君ことブライアン・キャンベルが、もう復帰。これにはビックリ。骨を折ったのに1か月ちょっとで試合に戻ってこれるって、ホッケー選手ってどんだけ強いのでしょうか。「まだちょっともやもやしてて」と本人も言ってるらしく(当たり前だ)、14分ちょっととさすがにアイスタイムは少なかったみたいです。

そしてフィリーはデビルズに勝って、第1ラウンド勝ち抜け一番乗り。レギュラー・シーズンでもデビルズには分がよかったし、相手がデビルズに決まった時点で、「このシリーズ、もらったあああ!」って感じだったのかも。

しかしレスラー軍団も気合い入りまくりで、相手のシュートをブロックしまくり、そしてそのせいで怪我しまくり。イアン・ラペリエールは右目のあたりから血をドボドボ流しながら、「俺の右目、どうなってる?」とスタッフに訊いたそうです。ひええええええ。ヘタしたら失明でしたよ。ラッピー、お体お大事に。

デビルズは何がいけないのかな。プレーオフ常連、ディビジョン・タイトルは当たり前で、間違いなく「NHLの強いチーム」の一つ。ブロデューアというリーグを代表するゴーリーがいて、フォワードやディフェンスにスターはいないけれど、その分ブライアン・ロルストンやジェイミー・ランゲンブラナーのように、チーム・プレーに徹することができる選手たちが揃っている。レギュラー・シーズンではその強さを遺憾なく発揮。なのに、なぜかプレーオフでは勝ち切れない。

うーん、私にはわからない。両チームのメンツから考えて、攻撃力や守備力でデビルズがフィリーに負けたとは到底思えない。だとしたら何か別の要素、例えばいわゆる「ケミストリー(化学反応)」とか、フィリーに対する苦手意識とか、そういうものが大きく働いたのかもしれません。

ジャック・ルメールが理想とするシステマティックでスマートなホッケーをするデビルズに対し、フィリーはいかにもガツガツとした、泥臭いホッケーで戦っていたように見えました。気迫だけでもうデビルズは、フィリーとワコヴィア・センターのお客さんに負けていたように思えます。

「デカけりゃいいんだ」と大型選手ばかりが集められていた昔と違い、小柄な選手も多くなった今のフィリーだけど、レスラー軍団はやっぱりレスラー軍団。おとなしいホッケーなんてNHLファンは誰もフィリーに期待しちゃいません。闘志むき出し&むさ苦しさ全開のプレーオフ・ホッケー、ぜひ続けていってください。
コルダー・トロフィ候補にドゥシェーン、ハワード、マイヤーズ
2010年04月25日 (日) 10:47 | 編集
ニューヨーク(AP)--- 今季の最優秀ルーキーに贈られるコルダー・トロフィ候補者が22日、以下のとおり発表された。

マット・ドゥシェーン(コロラド・アバランチ)・・・2009年NHLエントリー・ドラフトでアバランチが1巡目指名(全体第3位)。81試合に出場し、55ポイント(24ゴール31アシスト)はルーキーで1位。

ジミー・ハワード(デトロイト・レッドウィングズ)・・・2003年NHLドラフトでレッドウィングズが4巡目で指名(全体64位)。今季からレッドウィングズの正ゴーリーとなり、37勝15敗10分、GAA(防御率=1試合平均の失点)2.26、セーブ率.924の成績を残した。

タイラー・マイヤーズ(バッファロー・セイバーズ)・・・新人ながら平均滞氷時間23分44秒でチーム1位。またディフェンスマンながら48ポイント(11ゴール37アシスト)を記録しチームで5位となった。今季全82試合でプレーした4人のルーキーの1人。

受賞者はプロホッケー記者協会の投票によって決定。授与式は6月23日にネバダ州ラスベガスで行われる。


::: ドゥシェーンはフォワード、ハワードはゴーリー、マイヤーズはディフェンスマン。今年のコルダー候補3人のポジションはばらばら。そしてドゥシェーンはカナダ人、ハワードはアメリカ人、マイヤーズはアメリカのテキサス生まれなのに10歳でカナダに移住してカナダ育ちと、生まれ育ちもある意味ばらばらな3人。バラエティに富んでいて面白いです。

ポジションが違うから比較が難しく、いったい誰が選ばれるのか・・・、見当もつきませんね。ただ、フォワードやゴーリーは活躍がばしっと数字に出やすいけどディフェンスマンはそうじゃないので、マイヤーズが候補になっただけでもすごいと思うし、マイヤーズに賞が行ってほしい気がします。

ところで、26歳のルーキー、ジミー君(なぜかそう呼びたくなる風貌の彼)は、2005年からずっとマイナー暮らしで、やっとウィングズに上がれてクリス・オズグッドから正ゴーリーの座を奪って・・・というのは知ってたのですが、彼はあのポール・カリヤも(1年だけだけど)プレーしたメイン大学ブラックベアーズにいたのですね。しかも2002年から2005年まで。

私はマサチューセッツ大学アマースト校で学んでいたとき、何度か男子ホッケーの試合を見にいったことがあります。一つは対ブラックベアーズ戦でした。ポールの弟マーティン・カリヤがまだプレーしていたので、2002年-03年のシーズンだったと思います。ということは、私が見た試合でブラックベアーズのゴールを守っていたのは、もしかしたらジミー君だったのかも。いや、それだけなんですけどね。
ボストン、カンファレンス準決勝進出に王手
2010年04月23日 (金) 00:31 | 編集



バッファロー2、ボストン3(第2OT)
(ボストン3勝1敗)

2-0とリードしていたセイバーズが第3ピリオドで2失点し、試合は延長戦へ。20分で決着がつかず、今季プレーオフ初の第2延長戦へと突入した。

勝敗を分けたのは中盤にセイバーズが犯したベンチ・ペナルティ。ドリュー・スタッフォードが6人目のスケーターとみなされ、ブルーインズにパワープレーのチャンスが与えられる。かつて8シーズンを過ごしたセイバーズに見限られ放出されたミロスラフ・シャタンが、鮮やかな決勝ゴールを決めたとき、パワープレーは残り時間わずか9秒だった。

「リンクに出ていっただけ。それ以外は特に言うことはない。がっかりだ。ただただ、とてもがっかりだ」と悔しがるスタッフォード。シャタンは「やっと終った。3勝1敗になって、少しは一息つけるかな」。

セイバーズはこのシリーズ、4試合すべてで先制点を挙げているが、そのうち3試合でリードを守り切れずに敗れている。


ワシントン6、モントリオール3
(ワシントン3勝1敗)

第3戦で途中交代を強いられたヤロスラフ・ハラークか、控えのキャリー・プライスか。キャピタルズ同様、カナディアンズもゴーリー問題で悩んでいた。そして選ばれたのはプライス。しかしプライスもアレクサンダー・オベチキンのゴールを含む6失点で精彩を欠いた。

試合のターニング・ポイントになったのは第2ピリオド残り7秒でのキャピタルズのショートハンド・ゴールだろう。ベテランのロマン・ハムリクのミスをつき、パスをつないで生まれた見事な同点弾。キャピタルズはその勢いをかって第3ピリオドに3連続得点し、試合を決めた。

勝越しゴールとなったキャピタルズの3点目を入れたのは、主将のアレクサンダー・オベチキン。プライスは「時間に余裕があってあんなにネットに近くにいたら、何をすべきかわかっている。だからオベチキンは毎年50ゴールも記録できるんだ」とオベチキンに脱帽だった。


バンクーバー6、ロサンゼルス4
(2勝2敗タイ)

ドリュー・ダウティのゴールで先制され、その後も常にリードをゆるしていたカナックス。その苦しい展開を破ったのは、ヘンリクとダニエルのセディン兄弟だった。

第3ピリオドに入ってから、ミカエル・サミュエルソンの同点ゴールをアシストし、サミ・サロの勝越しゴールを演出。ダメ押しの5点目はダニエルのアシストでヘンリクが決めた。「監督やファンからああしろこうしろと言われなくても、我々は何をすべきかわかっている」という双子が、カナックスを3連敗の危機から救った。

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::: ついに出ました、第2オーバータイムへの突入。試合時間が長かっただけに、ミロシャタのゴールが決まったときのTDガーデンの盛り上がりはすごかったですね。ああ私もあの中に(以下略)

キャピタルズは順当に(?)ハブズにダブルスコアで勝って王手。頼みのハラークが「点を取られた後、震えていた」とオベチキンに言われ、第3戦では不調だったからか、プライスが先発したのには、少し驚きました。ホームのベル・センターなのだし、そこはやっぱり、正ゴーリーのハラークで来るんじゃないかと思ってたからです。プライスで負けて、ハラークもだめ、プライスもやっぱりだめで、ハブズにとっては苦しい展開となりました。

8つのマッチアップが全て1勝1敗でスタートしたこの第1ラウンドも、3勝1敗で王手をかけるチームが出てきました。勝ち抜け一番乗りは、絶好調のぺんぎんかな? そろそろ、次のラウンドの組み合わせが気になってくるところです。

4-1でシカゴに快勝 ナッシュビルがシリーズ2勝でリード 
2010年04月22日 (木) 21:27 | 編集


フェニックス0、デトロイト3
(2勝2敗タイ)

ピッツバーグ7、オタワ4
(ピッツバーグ3勝1敗)

ニュージャージ-1、フィラデルフィア4
(フィラデルフィア3勝1敗)

サンノゼ2、コロラド1(OT)
(2勝2敗タイ)

シカゴ1、ナッシュビル4
(ナッシュビル2勝1敗)

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ナッシュビル(AP) --- デイヴィッド・レグワンドが1ゴール2アシスト、スティーブ・サリバンが2アシスト、そしてペッカ・リンネが26セーブ。チームのゴール・リーダー、パトリック・ホーンクヴィストが故障で2試合連続の欠場となったが、プレデターズがヒット数とショット数でブラックホークスを圧倒し4-1で快勝した。

過去3シーズンのプレーオフでは、すべて1勝しかできず敗退してきたプレデターズにとって記念すべき2勝目だが、チームのリーダーであるサリバンは、「記録はどうでもいい」と言う。「このシリーズをどう戦うかが大事。ペックス(リンネの愛称)はすごいし、みんなが力を出している」

ジョエル・ウォードも「ホーンクヴィストがいないことで、うちの力を疑っている人たちが多い。でもこのシリーズは、彼以外にもスコアできる選手がたくさんいるってことを示すものになる」と語る。

ウォードは正しい。この日は、ウォード、レグワンド、シェイ・ウェーバー、そしてマルティン・エラットの4人で4得点。中でも敵のマリアーン・ホッサのスティックに当たってネットに突き刺さったウェーバーのスラップショットは圧巻だった。

「自分たちのプレーのまずさで、相手に試合の主導権を与えてしまった」とブラックホークス主将ジョナサン・テーヴズは反省の弁。第1ピリオド開始からブラックホークスはプレデターズに打ち負けた。「少しでも勢いを変えることができたら、自分たちは大丈夫だったと思う。でもそれができず、相手のペースになった」。

このシリーズでのプレデターズのパワープレーは、12回のチャンスに対して0ゴール。それでも勝てないところに、ブラックホークスの深い悩みがある。「戦術をきちんと見直して、次はもっとうまくプレーしないといけない」。今日わずか1ショットにとどまったベテランのパトリック・シャープが、自らに言い聞かせるように言った。


::: どっひー、シカゴまた負けた。しかも1点しか取れないで。パトリック・ケインが「プレーオフ髭なんて生やさねーよ」と言って、後ろ髪を伸ばしてるからホッケーの神様が怒り、勝てないのでしょうか。ケイン、そのレッドネックな後ろ髪、もしかして流行らせようとしてる? 絶対流行んないから。フォロワーはいないから。

1点差の接戦ばかりだったこのプレーオフの試合も、ウィングズがこよーてにシャットアウト勝ちしたり、ぺんぎんがオタワから7点も取ったりと、大きな差がつくようになってきました。

で、フィリーがデビルズにまた勝って、王手。ダメ押しゴールのダン・カーシッロが「おいおい、また入っちゃったよ! 俺すげえ!」って目をまん丸にしていたのが笑えました。味方にパスすると見せかけてのよそ見シュート、フツーにうまいので、カーシッロはタフガイからパワーフォワードに転向したらいいのに。

シャークスは前の試合で「世紀の大ポカ」をかましたダン・ボイルが、試合開始早々にかる~く1ゴール決めて、きっと本人もほっとしたんじゃないかな。得点直後、うつむき、スティックを軽く上げたボイルの控え目なガッツポーズが、ぼるつでカップも獲得した百戦錬磨のベテランらしくていいのでした。

ところで、話はシカゴ@プレッズに戻りますが、この試合、チケット売り切れにあと1000枚で届かなかったそうです。えっ、キングズだけじゃなくて、プレッズもプレーオフ入ってからもチケット買えるんだ? もしかしてシカゴのプレーオフの試合を(ホームでではないけど)見られるチャンスだった!? プレッズのホーム・アリーナはダウンタウンのど真ん中にあり、近くにはホテルもいくつかあって、観戦しやすくていいんですよね。ううう、来季、プレッズがまたプレーオフに進出したら、真剣にナッシュビル行きを検討しちゃおうかな。
セルキ・トロフィ候補にダツック、ケスラー、ストール三男
2010年04月21日 (水) 22:28 | 編集
ニューヨーク(AP)--- 今季の最優秀守備的フォワードに贈られるセルキ・トロフィ候補者が20日、以下のとおり発表された。

パヴェル・ダツック(デトロイト・レッドウィングズ)・・・2008年、2009年と連続して同賞を受賞している。パックを相手から奪い取った回数は132でリーグ1位。プラスマイナスもプラス17を記録。

ライアン・ケスラー(バンクーバー・カナックス)・・・昨年も候補になったがダツックの前に涙を飲んだ。今季の1試合平均滞氷時間は19分37秒で自己最高。またチームのペナルティキルの場面では重要な役割を果たした。

ジョーダン・ストール(ピッツバーグ・ペンギンズ)・・・ペナルティキルでの滞氷時間がリーグ2位となり、初のセルキ・トロフィ候補に。

受賞者はプロホッケー記者協会の投票によって決定。授与式は6月23日にネバダ州ラスベガスで行われる。


::: ダツック~、ダツックは2年連続でセルキもらって、また今年も候補になって、なんだか一時期のイェーレ・レーティネンっぽくなってきたわね~。でもダツックのプレーってさりげなさすぎて、どこがどうすごいんだか、私、いまいちよくわかんないのよ~。

ケスラーはバンクーバー・オリンピックの予選ラウンドで、カナダ相手にダメ押しのエンプティネット・ゴール決めたことからもわかるように、運動量の多い、すばらしいフォワード。センターはこうあるべき、っていうのを体現しているような選手ですね。

で、ストール3号ことジョーダン・ストールは・・・,まあ、まだ若いし、受賞はないだろな。ジョーダンのペナルティキルでの守りがどれくらいのものか、これまた私はよく知らないんですけれども、いまのNHLのショートハンド・ゴール王マイク・リチャーズを押しのけて候補に選ばれるくらいだから、相当うまいんでしょうね。

セルキは地味な賞ですけど、セルキの候補になるようなフォワードが1人いるかいないかで、チームの守備力にぐっと差がつくものです。私にとっては注目している賞の一つです。
ヴェジナ・トロフィ候補にミラー、ブリズガロフ、ブロデューア 
2010年04月20日 (火) 23:55 | 編集
ニューヨーク(AP)--- 今季の最優秀ゴーリーに贈られるヴェジナ・トロフィ候補者が19日、以下のとおり発表された。

ライアン・ミラー(バッファロー・セイバーズ)・・・バンクーバー五輪で大会MVPに選ばれる活躍を見せ、アメリカ代表チームを銀メダルへ導いた。レギュラー・シーズンでは41勝をマーク。GAA(1試合平均失点)2.22とセーブ率0.929はいずれもトゥーッカ・ラスク(ボストン・ブルーインズ)に次いでリーグ2位。

マルタン・ブロデューア(ニュージャージー・デビルズ)・・・出場試合数(77)、勝利数(45)、そしてシャットアウト(9)でリーグ1位。過去4回ヴェジナ・トロフィを受賞している。

イリヤ・ブリズガロフ(フェニックス・コヨーテズ)・・・シーズン勝利数とポイントでコヨーテズがフランチャイズ記録を樹立するのに貢献。

受賞者は各チームのジェネラル・マネジャーの投票によって決定。授与式は6月23日にネバダ州ラスベガスで行われる。


::: フツーに考えれば、こよーて躍進の原動力となったロシアの巨人ブリズガロフなんでしょうけど、ミラーは数字もすごいし(ラスクはもっとすごいが)、オリンピックでの大活躍は鮮烈な印象を残したし、ミラーも捨てがたいですよね~。

今季限りで引退の噂もちらほら出ているブロデューアが候補になったのは、もちろん3つのカテゴリで1位っていうのもあるんでしょうけど、はなむけの意味合いもあるのかな? もう4回ももらっているし、今年は他の人に譲っても・・・って気もします。

うーん、私ならミラーを選ぶかなあ。

いま気づいたんですが、3人はそれぞれアメリカ人、カナダ人、ロシア人で、国籍がばらばら。来年は無理だとしても、5年後ぐらいには、ヴェジナ候補全員がスオミ出身、なんてこともあるかもしれないですね。

キャピタルズ、2ピリ一挙4ゴール カナディアンズに快勝 
2010年04月20日 (火) 22:02 | 編集



バッファロー1、ボストン2
(ボストン2勝1敗)

ワシントン5、モントリオール1
(ワシントン2勝1敗)

バンクーバー3、ロサンゼルス5
(ロサンゼルス2勝1敗)

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モントリール(CP) --- トーチとチーム・フラッグを持った子どもたちに先導され、カクテル光線の中、カナディアンズ選手陣はリンクに登場した。厳かな試合前のセレモニーの後、ベル・センターの熱狂的な大声援に包まれて、第1ピリオドはカナディアンズが優勢に試合を進めた。

だが第2ピリオド、トマーシュ・フライシュマンのペナルティで得たカナディアンズのパワープレーで、ディフェンスマンのヤロスラフ・シュパチェクがゴーリーのヤロスラフ・ハラークを後ろ向きのまま突き飛ばす痛恨のミス。「あれで勢いが相手に行ってしまった」とカナディアンズのジャック・マルタン監督が嘆いたボイド・ゴードンのショートハンド・ゴールは、そうして生まれた。

その後もブルックス・ライクとエリック・フェアーが立て続けに得点し、ハラークをノックアウト。替わって出てきたキャリー・プライスには、アレクサンダー・オベチキンがワンタイマー・ゴールをお見舞いした。カナディアンズは第3ピリオド序盤にトマーシュ・プレカネツがゴールを決めたが、焼け石に水だった。

パックを持つたびにブーイングされていたオベチキンだが、「聞こえなかった」と言う。「パックはどこか、味方はどこにいるのか、それだけに集中していた。ホッケーをしただけ」

キャピタルズのブルース・ブドロー監督は「あちらにはリーグ最高の監督がいる。立て直してくるだろうね」としながらも、「アリーナの雰囲気はクレイジーだった。でもうちはアウェーの成績がリーグで一番いいチーム。ベル・センターのクレイジーな雰囲気は、うちにとって好都合だ」とあくまでもポジティブ思考だった。


::: キャピタルズが5-1で快勝。オベチキン得意のワンタイマー・ショット&キッス・パフォーマンスも飛び出して、これで波に乗ってくれるかな? いやいやまだまだ油断はできないよね? という感じでしょうか。

今日のキャピタルズの先発はセミョン・ヴァルラモフでしたが、モントリオールのお客さんたち、練習中のジョゼ・テオドアに向かって「テーオ、テーオ!」とからかいのシュプレヒコールを繰り返していたそうです。ひ、ひどい。

でも私はそんなモントリオールのホッケー・ナッツが大好きです。昨日のエントリで、フィリーのワコヴィア・センターの歓声がすごい、と書きましたが、やっぱりベル・センターのボルテージにはかなわないと思いました。ハブズが調子よかった1ピリの大声援の、まあすごいこと。キャピタルズが得点を重ねるにつれて、応援のボルテージも下がっていったみたいですけど、今日のキャピタルズ@ハブズの動画を見て、ああ私もこの中にいたかった、ベル・センターでこの試合を見たかった、と思いました。

うし対ちゃぐまのどうぶつ対決は、ちゃぐまが1点差で勝利。前から思ってたけど、デニス・ワイドマンはいいディフェンスマンだなあ。あの必殺スラップショットは相手にとっては脅威以外の何物でもないでしょう。しかもコースがいい。あのスピードから、長身のライアン・ミラーの肩の上を抜く場所に狙って打てる選手ってそうそういないと思います。

ちゃぐまのホーム、TDガーデンもすごい大声援で、ああ私もこの中にいたかった、Bマークジャージを着て思いっきりちゃぐまを応援したいと思いました。私の究極の夢は、ベル・センターかTDガーデンかレクソール・プレイスでスタンリー・カップ・ファイナルの試合を見ることですかね。

そしてキングズ。4-1でカナックスに勝ち。なんとドリュー・ダウティが1ゴール3アシストの大活躍だったのでした。うう、「老け顔」だの「デブ」だの、これまで散々ばかにしてきたけど、謝るよ、ダウティ。あんたすごいよ。ノリスも今年はあんたでいいよ。もうスタンリー・カップ目指してばく進してくれ。
シカゴ、シャットアウト勝ちでナッシュビルに雪辱
2010年04月19日 (月) 22:32 | 編集



ピッツバーグ4、オタワ2
(ピッツバーグ2勝1敗)

フェニックス4、デトロイト2
(フェニックス2勝1敗)

ニュージャージー2、フィラデルフィア3(OT)
(フィラデルフィア2勝1敗)

ナッシュビル0、シカゴ2
(1勝1敗タイ)

サンノゼ0、コロラド1(OT)
(コロラド2勝1敗)

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シカゴ(AP) --- ブラックホークスが今プレーオフで全チーム初のシャットアウト勝ちを記録。第1戦はアンラッキーなゴールをゆるして調子の波に乗れなかったアンッティ・ニエミが、23セーブで雪辱を果たした。「普通の試合のようにやろうと思った。あまり考えすぎないようにした」

プレデターズは、チームのトップスコアラーであるパトリック・ホーンクヴィストを怪我で欠いているとはいえ、最後までニエミを崩せずじまい。「誰も彼の代わりになどなれない」とバリー・トロッツ監督は嘆いた。

第1戦の嫌な負け方を吹き飛ばす完封。第1ピリオドと第2ピリオド各13本のシュートをペッカ・リンネに浴びせたオフェンスも見事だったが、プレデターズの13本のシュートをブロックしたディフェンスの頑張りも光った。攻守がかみ合い、ブラックホークスがシリーズをタイに持ち込む貴重な1勝をもぎ取った。

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デンバー(Yahoo! Sports) --- 第2ピリオドのシュート数はアバランチ3に対してシャークスは21。第3ピリオドはアバランチ4、シャークス21。

主力のダニー・ヒートリーが体調不良で不在でも、シャークスは一方的にアバランチを攻め立てた。延長戦の1ショットを含む猛攻51ショットに耐え抜いたとき、アバランチ先発のクレイグ・アンダーソンにご褒美がもたらされた。味方の選手からではなく、敵のディフェンスマン、ダン・ボイルのスティックによって。





0-0で迎えた延長戦。開始してすぐに自軍に流れたパックに追いついたボイルは、無造作にゴールネット付近へパックをバックハンドで打った。チームメイトがパックを持ったことで安心したエフゲニー・ナボコフは、自分とゴールポストの間のわずかな隙間にパックが入っていったことに一瞬気がつかなかった。

歓喜に沸くアバランチ・ファンと、スティックを叩きつけて悔しがるボイル。記録上はアバランチのライアン・オライリーのキャリア初プレーオフ・ゴールとなったが、世にも珍しい、鮮やかな自殺点が生まれた瞬間だった。

「何が起こったのかわからない。最悪のことが起きてしまった、味方のネットに入れてしまうなんて・・・」。試合後にボイルは語った。「我々は強くならなければならない。自分も強くならなければ・・・」

ナボコフが付け加えた。「いったい何ができる? 今日のようにプレーし続ければ、いつかは報われるさ。アンダーソンはよくやった。俺たちは耐え忍ぶしかない」

アバランチのルーキー、マット・ドゥシェーンは、思いがけない勝利をもたらしてくれた自殺点を「今まで見た中で一番のまぐれゴール」と評した。ドゥシェーンは19歳。この第3戦のような奇妙な結末を再び見るのは、19年後、いやもっともっと先かもしれない。

この試合の「ファースト・スター」に選ばれたのは当然、アンダーソン。氷上でのヒーロー・インタビューが始まろうとしても、総立ちの観客からの拍手は鳴り止まなかった。再びスティックを上げて声援に応えなければならなかったアンダーソンの顔は、少し照れくさそうでもあり、誇らしげでもあった。


::: なんか、面白い試合、面白いことがあった1日でした。そうとしか書けない。

強豪ウィングズ相手に真っ向勝負を挑んで美しい4ゴールを奪い、快勝したこよーて。ヴォイテク・ヴォルスキ、ラディム・ヴルバータ、ペトル・プルーハの「東欧ライン」のコンビネーションがすばらしい。プルーハのイケメンぶりも久々に堪能しました。

シカゴがプレッズに勝って、これで今季プレーオフ第1ラウンドの8つのシリーズは、2試合終えてすべて1勝1敗となりました。こういうプレーオフも珍しいです。

パトリック・ケインの「よそ見シュート」炸裂で、シカゴが波に乗れるといいんですけど。ところでこの試合、熱心なホッケー・ファンで有名なヴィンス・ヴォーンが見に来てました。夫婦で赤い酋長ジャージ着て、楽しそうでした。ヴォーンはバンクーバー五輪でもホッケー観戦してるのをカメラに抜かれてましたね。しかしヴォーンってジェニファー・アニストンと交際してたのに、ちゃっかしさっさと別の人と結婚しちゃってたのね。

プレーオフはハイライトも全部面白いのですが、今日見てすごいなと思ったのは、フィリーのホーム、ワコヴィア・センターの異様なまでの盛り上がり。歓声の大きさが他のどのアリーナよりも2、3倍上のような気が・・・。

しかも観客席は、道で遭ったら思わず目をそらしてしまいたくなるようなコワモテのあんちゃんやオッサンの率が高く、なんか「怖い・・・」って感じ。NFLではフィリーにあるイーグルズのファンがいちばん恐ろしいという評判だそうですけど、NHLでも同じ!? 

ところで、




スコット・ハートネルはなんでこんなヘアスタイルにしてるの? プレッズにいた頃は、ありえないレベルの老け顔ではあったけど、髪もすっきり短いくるくる巻き毛で、フツーに清潔感あったのに。これじゃまるでプロレス選手。はっ、フィリーは通称「レスラー軍団」だった、そう言えば。

そのレスラー軍団の先頭に立って相手をぼかすか殴るダン・カーシッロが、今日の試合ではOTゴール決めちゃって、首を左右に振りながら「どどどどうしよう、俺、スコアしちゃったよおおお!」と戸惑ってたのが微笑ましかった。試合後も「まだ震えが止まらない。あのゴールは大きい。すばらしかった。誰もがあんなゴールを夢見るもんだ」なーんて言ってたそうです。見た目は怖いけど(でも実はイケメン)、なんか初々しい感じでいいではありませんか。

■追記■

北米のホッケーサイトに、自殺点の動画を集めたページがありました。

リンク:Hockey's Greatest Gaffe: The Own Goal

全部見ましたが、わりと最近のものが多いみたいですね。2000年のプレーオフでセントルイス・ブルーズ(この年、レギュラー・シーズン優勝)のマルク・ベルジュヴァンがパックをつかんで自軍のネットに投げ入れたシーン、今でもよく憶えています。ブルーズ自滅の象徴みたいな自殺点でした。ゴーリーはもう引退してしまった、チェコ出身のロマン・トゥレク。

この動画の中で一番すごいのは、やっぱり世界ジュニア選手権でのチーム・スイスのじゃないかな。自殺点って、何かの拍子で偶然パックが入ってしまうパターンがほとんどだけど、味方のゴーリーに向かって思いっきりシュートを打つって・・・。昔、ジュニア時代にネルソン・エマーソンが似たような自殺点を入れたことがあると言っていたけど、本当にあるのね。
キャピタルズ、3点ビハインドから逆転勝ち シリーズをタイに 
2010年04月18日 (日) 23:53 | 編集



ボストン5、バッファロー3
(1勝1敗タイ)

ロサンゼルス3、バンクーバー2(OT)
(1勝1敗タイ)

モントリオール5、ワシントン6(OT)
(1勝1敗タイ)

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第1戦ではショット数ゼロに終ったアレクサンダー・オベチキンが1ゴール3アシスト、そしてニクラス・バックストロムが延長戦での決勝点を含む3ゴール1アシスト。「二人が目立ってくれないと、我々の成功はありえない」とブルース・ブドロー監督が言う主力の活躍で、キャピタルズが延長戦の末カナディアンズに競り勝った。シリーズは1勝1敗のタイとなり、モントリオールでの第3戦を迎える。

キャピタルズ先発のジョゼ・テオドアがカナディアンズが放った最初の2ショットをセーブできず2失点。ファンのため息の中、テオドアはセミョン・ヴァルラモフとの交代のためベンチに引っ込んだ。

これ以上ないほどの最悪のスタートを切ったキャピタルズは、アンドレイ・コスティツィンにハットトリックを決められ、第2ピリオド終盤で4-1とリードされていた。しかも、この時点で主将オベチキンは0ポイント。ブドロー監督が「我々はしゅんとなっていた」、そしてトマーシュ・フライシュマンも「破れかぶれだった」と振り返るような展開だった。

しかし、第2ピリオド残り2分を切ってからのバックストロムのゴールでキャピタルズは息を吹き返す。アシストがついたオベチキンが第3ピリオド序盤でシリーズ初ゴール。中盤にはバックストロムが同点弾を叩き込み、試合を振り出しに戻した。

その後トマーシュ・プレカネツに勝越しゴールを入れられるが、キャピタルズは慌てなかった。つい数か月前に世界ジュニア選手権でアメリカを優勝に導いた新人ディフェンスマン、ジョン・カールソンが試合残り2分を切って同点ゴール。そして延長戦でバックストロムの技ありのリスト・ショットでの決勝点につながった。

第1戦でオベチキンは、0ゴール0アシスト0ショットに終った。NHLキャリア初の屈辱だった。だから試合開始直後からマルクアンドレ・ベルジュロンにヒットに行き、最初のシフトでシュートも打つなど、アグレッシブにプレーした。

開始13分で6つのヒットは、ある種の「新しい戦略」だったのか。試合後の記者会見でそう訊かれたオベチキンは、苦笑して答えた。「戦略? 人をぶっ壊すことが? 違うね、自分の仕事はゴールを決めること。もし相手にヒットに行くチャンスがあれば、そうするだけ」

傍らで今日ハットトリック達成のバックストロムが言った。「我々は決して諦めない。第2ピリオドはちょっと嫌なムードだった。でも盛り返した。これで相手にプレッシャーをかけられたと思う。勢いはうちにある」


::: 2ピリ終盤で3点ビハインド。そこからよく勝てたな~、キャピタルズ。追いついたと思ったらプレカネツのゴールでまたリードされて、また追いついて。ホームで2敗してあのベル・センターに行くのは精神的にダメージ大きかったと思うので、1勝できてよかったですね。

ハブズに苦戦したキャピタルズですが、ハイライト見たら、先発がジョゼじゃなかったら、もう少しラクに勝ててたような気も・・・。被ショット2本で2失点、しかもどちらもスクリーンも何もないイージー・ゴール。あれ止められなかったらヤバいでしょう、ジョゼ。ヴェライズン・センターのお客さんたちがヴァルラモフを「ヴァリー、ヴァリー!」コールで迎えた気持ちがよくわかります。

この試合、ヤフー!スポーツの実況ログを追いかけながらインターネットでラジオ聴いていました。それでわかったことですが、なんとキャピタルズ、フェイスオフほとんどハブズに負けてるんです。スコット・ゴメスやトマーシュ・プレカネツに負けまくりで、たまーに「モー」ことブレンダン・モリソンが勝ってるかな、って感じ。うーん、フェイスオフの特訓が必要かも。(追記:あとでBOX SCOREをチェックしたら、僅差でフェイスオフはキャピタルズが上回ってました。どうして?)

6-5と得点も多く、出入りの激しいホッケーで、特に気合い入ってたキャピタルズは熱くなってたようです。途中、オベチキンがブライアン・ジオンタをぽかっと殴る場面がありました。そしてゴメちん対トム・ポティという、非常に珍しい組み合わせの殴り合いもあったりして・・・。

試合後、記者会見で自分たちの出番を待つ間、オベチキンとバックストロムは会見場のすぐ隣にあるウィザーズの練習コートでバスケをやって遊んでたそうです。そして記者会見でバックストロムはやっぱり、キャピタルズの赤いパーカを着てたのでした。
ナッシュビル、シカゴに4-1で白星発進
2010年04月18日 (日) 12:27 | 編集


オタワ1、ピッツバーグ2
(1勝1敗タイ)

フィラデルフィア3、ニュージャージー5
(1勝1敗タイ)

デトロイト7、フェニックス4
(1勝1敗タイ)

コロラド5、サンノゼ6(OT)
(1勝1敗タイ)

ナッシュビル4、シカゴ1
(ナッシュビル1勝)

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プレデターズが第3ピリオドの4連続得点でブラックホークスに逆転勝ち。ディビジョン首位のチームを相手に貴重な白星でシリーズをスタートさせた。

「ラッキーだった」と打ったJP・デュモンも認める第3ピリオド序盤のゴール。ブルーラインからバックハンドでふわりと打ったパックは、ブラックホークス先発アンッティ・ニエミの守るゴールのポストに当たり、ネットに入った。この1点でプレデターズが勢いづき、2つのエンプティネット・ゴールを含む3連続ゴールにつながった。

「プレーオフは初めての選手が多い我々にとって、この1勝は大きい。相手はシカゴ、そしてアメリカ国歌ではアリーナ全体がすごい盛り上がりで、圧倒されても仕方がなかった。でも我々はリラックスしていたし、自分たちのホッケーをやった」。JP・デュモンは胸を張った。

ブラックホークスの攻撃力を抑え込むため、プレデターズはニュートラル・ゾーン・トラップを採用。ブラックホークスは最後まで相手を攻めあぐねた。エースのパトリック・ケインは「相手はトラップをずっと使ってきたけど、うちはもっとうまくプレーできたはず。相手ゾーンでパックを持たないといけなかった」と反省した。

ケインが「すごくいいゴーリーだ」と褒めざるを得なかったプレデターズ先発のペッカ・リンネは、25セーブでプレーオフ初勝利。「アウェーで先勝するのは重要なこと。自軍できっちり守って、ターンオーバーで攻めた」と勝因を分析した。

同じセントラル・ディビジョンに所属する両チームは、今季レギュラー・シーズンで6試合戦いブラックホークスが4勝している。しかしスケジュールの都合で昨年の12月27日以来顔を合わせていなかった。


::: プレーオフ3日目は、初日で負けたチームが全て勝ち、シリーズをタイに戻しました。この4つのシリーズは、とりあえず「スウィープ」はなくなりました。

そしてシカゴは黒星発進。しかも3ピリに4点も取られて。何やってるんだ。しかしこの試合の記事を読んでいて私は目を疑いました、「ナッシュビルはニュートラル・ゾーン・トラップを採用し・・・」と書かれてあったからです。あのプレッズがニュートラル・ゾーン・トラップぅ!?

1995年、ニュージャージー・デビルズがトラップを使った強固な守りを武器にカップ制覇すると、トラップは「攻撃力に劣るチームがてっとり早く勝てるようになる有効な手段」と認識され、NHLでもトラップを使うチームが続きました。1996年にNHL加入4年目でプレーオフ決勝に進出し、「シンデレラ・チーム」と呼ばれたフロリダ・パンサーズの快進撃は、トラップの積極的な活用があったからと言われています。

しかし、プレデターズでチーム創設以来ずっと監督をつとめるバリー・トロッツと、GMのデイヴィッド・ポイルは、当時リーグを席巻していたトラップを使った戦法に否定的で、「うちはトラップは使わない。トラップなしで戦っていく。スピーディーなホッケーを目指す」ときっぱりと言っていたのです。

あれから10年、NHLでも2ライン・パスがOKになり、ゴーリーの防具も規制され、時代は変わったのですね。プレッズも変わらざるを得なかったのかもしれない。プレッズがニュートラル・ゾーンで相手にすうっとプレスに行く場面を、この目でじっくり観察してみたいものです。

シカゴはケインのゴール以外、いいところなく負けちゃいました。若いチームだけに、一度つまづくと立て直しが難しそうで心配。




キャプテンとエースが、ベンチでこんな顔してたらダメだべ。次がんばれ、次!

それからこの試合、ブラックホークスとはご縁の深いMLBシカゴ・カブズの選手たちが招待されて見に来てました。プレゼントされたのであろう赤のブラックホークス・ジャージをお揃いで身に付けておりました。野球人の皆様、世界で一番面白いスポーツを楽しんでくださったかしら。
ワシントン、モントリオール相手に緒戦を落とす 
2010年04月17日 (土) 01:28 | 編集



ワシントン2、モントリオール3(OT)
(モントリオール1勝)

レギュラー・シーズン優勝のキャピタルズが、カンファレンス8位のカナディアンズに延長戦の末敗れた。プレーオフの前に「ジョゼ・テオドアはマルタン・ブロデューアでもライアン・ミラーでもない」と言い放ってテオドアを怒らせたトマーシュ・プレカネツが、テオドア相手に決勝点を決めた。

リーグでも圧倒的な攻撃力を誇るキャピタルズが、カナディアンズ先発のヤロスラフ・ハラークに浴びせたシュートは、実に47本。しかしそのうちのどれも、エースで主将のアレクサンダー・オベチキンによるものではなかった。オベチキンは8本のシュートを打ったが、5本は相手にブロックされ、3本はゴール枠から外れていたため、ショッツ・オン・ゴール(SOG)にはカウントされなかった。

ゼロポイントどころかゼロSOGに終ったMVP候補のパフォーマンスに、キャピタルズ監督のブルース・ブドロー監督は強い不満を表明。「50本近いショットの中にオベチキンのが1本もなかったら、何かがおかしいんだ。がっちりマークされていたが、それでもアレックスの今夜のプレーはよくなかった」

当のオベチキンは「いまは腹が立っているし、がっかりもしている。でも明日は新しい日だから」としながらも、「ラインとして機能していなかった。相手は自分に常に2人を張りつけてきた。今日の試合のビデオを見て対策をたてなければ」と言葉少なだった。


ボストン1、バッファロー2
(バッファロー1勝)

セイバーズの守護神ライアン・ミラーが38セーブと奮闘し、厳しい試合をものにした。第2ピリオドのブルーインズのショット数は、24。1分間に1本以上の割合でシュートを受けていたことになるミラーは「2ピリはちょっと疲れた。リードして3ピリに入れて、持ちこたえられてよかった」。

決勝ゴールを叩きこんだセイバーズ主将のクレイグ・リヴェは、「ミラーが自信に満ちあふれているときは、チーム全体が自信を持ってプレーできる」と試合後に語った。


ロサンゼルス2、バンクーバー3(OT)
(バンクーバー1勝)

ショット数はキングズの27に対しカナックスは44。なんとか持ちこたえていたキングズ先発のジョナサン・クイックも、延長戦でのミカエル・サミュエルソンの正面からの一発に屈した。

サミュエルソンと同郷のセディン兄弟が合わせて4ポイントを記録。また、やはりスウェーデン出身のディフェンスマン、アレクサンダー・エドラーが、ライアン・スミスやドリュー・ダウティに効果的なヒットをし、キングズの攻撃チャンスをつぶした。スウェーデン組の大活躍で、カナックスが大事な緒戦を制した。


::: プレーオフ2日目も全試合1点差。各チームの実力が拮抗してるからなのか、それとも単なる偶然か。

なんとキャピタルズがハブズに負けちゃいました。しかもオベチキンがゼロSOGにとどまるという意外な結果で。もはやプレーオフの常識となっている「守備にスランプなし、プレーオフでは守備の強いチームが有利」という言葉が私の脳裏をよぎります。攻撃頼みのチームはどうしても調子の波に左右されてしまうけど、守備はそんなことがないからです。でもキャピタルズには、そんな常識をくつがえすように、圧倒的な攻撃力で勝ち上がっていってほしい。第1戦は負けてしまったけれども・・・。

それにしても、これもプレーオフの名物となっている(?)トラッシュ・トーク合戦、おもしろいですね。「ブロデューアやミラーを相手にするんじゃないんだからさ。キャピタルズにはたいしたゴーリーいねーじゃん」(大意)とジョゼを挑発したプレカネツに対し、「・・・・トマス・何? ヤーガー? ああ、プレカネツのことね。ヤーガーのこと言ってるのかと思ったよ。うん、俺はブロデューアやミラーじゃない。あの二人はリーグ最高のゴーリー。俺はただ強いチームでプレーしているだけ」とジョゼが言ったというのです。

こういうのってお約束みたいなもので、お互いに本当に相手を怒らせようとしてやってるのではないと思うのですが、リーグMVPももらったことのあるジョゼはプライドだってあるだろうし、内心おもしろくなかったと思う。しかも、相手はハブズ時代に一緒の釜の飯を食べたプレカネツだし。今日の試合後は、「もうその話は忘れてくれ」とばかりに、プレカネツもジョゼもトーンダウンしてましたが。

キャピタルズは第3戦からモントリオールで試合をやりますが、ジョゼ、嫌なんじゃないかな。モントリオールのお客さんたち、かつてあれほど愛し応援したジョゼを、「テーオドー、テーオドー」の嘲笑のシュプレヒコールで精神的に追い込んだりしますから。まあ適当に受け流してがんばってくれ、ジョゼ。
NHLスタンリー・カップ・プレーオフ始まる 
2010年04月16日 (金) 23:15 | 編集



デトロイト2、フェニックス3
(フェニックス1勝)

ウィニペグ・ジェッツ時代からのフランチャイズの伝統「ホワイト・アウト」がスタンリー・カップ・プレーオフに帰ってきた。ジョビングドットコム・アリーナを埋め尽くした真っ白なTシャツやジャージを着たファンは、コヨーテズの8年ぶりのプレーオフの試合と強豪レッドウィングズからの1勝に沸いた。

レギュラー・シーズンではパワープレー成功率でリーグ28位のコヨーテズが、4度のパワープレーのチャンスで3得点。2-2の均衡を破り、決勝点となった第3ピリオド序盤のデレク・モリスの豪快なスラップショットもパワープレー・ゴールだった。第1ピリオドだけで20本のショットを浴びせたレッドウィングズの猛攻を2失点に抑えたイリヤ・ブリズガロフの堅守も光った。

コヨーテズはアリゾナに移転して以来、まだプレーオフで第1ラウンドを突破したことがない。プレーオフの第1試合に勝ったのも、ジェッツ時代の1992年にさかのぼる。長い間プレーオフでの成功を願い続けてきたコヨーテズのファンは、レッドウィングズの「たこ投げ」に対抗してか、ゴムの蛇や生のイカをリンクに投げ込んだ。


オタワ5、ピッツバーグ4
(オタワ1勝)

エフゲニー・マルキンの2ゴール1アシストも実らず。セネターズが第2ピリオドにクリス・ケリーとエリック・カールソンのパワープレー・ゴールでスコア4-2とし、逃げ切った。プレーオフ初勝利のセネターズ先発ブライアン・エリオットはメロン・アリーナで3勝0敗。

セネターズのルーキー・コンビ、エリック・カールソンとピーター・リギンが1ゴールずつを記録。ルームメイトの二人についてクリス・ニールは「一人が得点したらもう一人も得点しないといけない。離れられないあの二人は『双子』と呼ばれている」。

セネターズを苦手としているシドニー・クロズビーは3アシストを記録したものの、第1ピリオドはアントン・ヴォルチェンコフとクリス・フィリップスのラインに抑え込まれ、シュートを打たせてもらえなかった。


フィラデルフィア2、ニュージャージー1
(フィラデルフィア1勝)

ブライアン・ブーシェとマルタン・ブロデューアの対決は、ブーシェに軍配が上がった。フライヤーズのショット数はたったの14だったが、そのうちクリス・プロンガーとマイク・リチャーズのシュートをブロデューアがセーブできず。デビルズは最近2シーズン連続でプレーオフ第1ラウンドで姿を消しており、ファンには不安の残る出だしとなった。

2チームは同じアトランティック・ディビジョンのライバルだが、今季は6試合やって5勝と、フライヤーズが圧倒的に分がいい。フライヤーズのブレア・ベッツは「デビルズはプレッシャーを感じていると思う。ベストのプレーをすれば、我々はリーグのどんなチームとも対等に戦える」と自信をのぞかせた。


コロラド2、サンノゼ1
(コロラド1勝)

2001年にアバランチのスタンリー・カップ獲得に貢献したロブ・ブレイクが、今度はサンノゼ・シャークスの一員としてアバランチの勝利の手助けをした。試合残り50秒で、クリス・スチュワートの出したセンタリング・パスが、ブレイクのスケートに当たってエフゲニー・ナボコフの守る自軍のネットに入り、決勝点となった。

1991年にNHLに加入したシャークスは、これまでプレーオフでNHL史上に残る大波乱をいくつか演出した。3年目の1994年にはシード1位のデトロイト・レッドウィングズを第7試合で破り、2000年にもレギュラー・シーズン優勝のセントルイス・ブルーズをノックアウト。

しかし「大物食い」のシャークスも強くなり追われる身になると、プレーオフでは意外な弱さを露呈してきた。ロックアウト以降の4シーズンでは、いずれもカンファレンス上位でレギュラー・シーズンを終えながら、プレーオフではカンファレンス準決勝進出止まり。昨シーズンに至ってはプレジデンツ杯を獲得したがプレーオフ第1ラウンドでアナハイム・ダックスの前に涙を飲んでいる。


::: 始まりましたねー、プレーオフ! ちょっと興奮しています。職場のお昼休みに、試合結果をチェックするのが楽しみで仕方ありません。

初日は、全試合1点差の接戦。しかも4試合のうち、こよーて対ウィングズ以外の試合は、シード順位が下のチームが勝つという、いきなり面白い展開になってます。まあ、まだ1試合しかしていないんですけどね。

しかしウィングズのニクラス・リドストロムのブルーラインからのゴールはすごかった。4人ほどの人の間を縫って、最後はブリズガロフのファイブ・ホウル。そしてデレク・モリスの決勝ゴールはもっとすごかった。ネットに突き刺さるスラップショットは、やっぱりアイスホッケーの最大の魅力の一つであり醍醐味なのだと再認識させられました。

モリス、リーフスのディオン・ファヌーフ、そしてぺんぎんでがんばってるジョーダン・リオポルド。みんなみんな、ドラフトがうまいカルガリでNHLキャリアを始めて、育ったディフェンスマン。なんでカルガリはこの3人を手放したのか。彼らがいたら今頃は、カルガリのディフェンスはすごいことになってただろうに・・・。

ところでこよーての試合では、キース・ヤンドルの同点ゴールの直後に、ゴム製のヘビがリンクに投げ込まれたんだとか。これは、こよーてのファン・ブログを運営しているトラヴィス・ヘアーという人の呼びかけによるものだったそうです。

「ウィングズ・ファンの中にはプレーオフになるとタコを投げるアホがいる。だったらこっちはヘビを投げ込んでやろうぜ。数え切れないほどのヘビの中にぽつんといる小さなタコが、どれほど哀れなものか。バカバカしいかもしれないけど、ニュースにはなる。何年も話題になると思う」

ヘビは1匹だけだったので、もしかして投げ込んだのはトラヴィス自身だったのかな。けれどもトラヴィス、あなたそれ、ぶっちゃけパンサーズのゴムねずみのパクりでしょうが。ちとオリジナリティに欠けるわよ。で、イカが投げ込まれたのは、何だったんだろう。
プレーオフ直前のキャップス祭り(下):オベチキンとその仲間たち
2010年04月15日 (木) 02:45 | 編集


チーム集合写真撮影で。アレクサンダー・セミンはロシアからNHL入りするときに揉めたり、「クロズビーのどこがすごいの?」発言をかましてくれたり、悪ガキというか大物ぶりが、故郷の先輩アレクサンダー・モギルニーを彷彿とさせてくれる存在です。はっ、名前も同じ「アレクサンダー」。




これ、何のために撮ったものなのかなあ。
手前のマイク・グリーン(フケて見えるがまだ24歳)がいい味出してます。
後ろでサングラスかけてるのはジョゼ? もしそうなら洒落にならない・・・。

(追記)
この画像、キャピタルズのプロモーション・ビデオ(?)を撮影したときのものでした。



オベチキン、ジョゼ、グリーン、セミン、バックストロム、そしてブルックス・ライク。キャピタルズが誇る実力もルックスもトップレベルのNHLerが熱演! ジョゼは実際にギターが得意でロックコンサートにもゲスト出演したことありますが、他のメンバーは楽器弾けるんかいな。ノリノリのセミン、そしてオベチキンは最初の「DC~!」だけで音痴だとわかります(笑)。でもこのミュージック・ビデオ、かなりかっこいいです。




誰ですか、こんな画像作ったの(笑)。オベチキンとバックストロムがフェアリーになってしまいました。

いよいよ明日からプレーオフです!
プレーオフ直前のキャップス祭り(上) パーカ大好き! ニクラス・バックストロム
2010年04月15日 (木) 01:26 | 編集
先日、今季100ポイントを達成したワシントン・キャピタルズのニクラス・バックストロム。愛称「Backs(バックス)」。

結局、今季は33ゴール68アシストの101ポイントでレギュラー・シーズンを終えました。



バックストロムの100ポイント&オベチキンの50ゴールのパックと一緒に記念撮影。このパック、「2つに割って分ける」とオベチキンは言っていたけど、その後どうなったんだろう。きっと、バックストロムにあげたんでしょうね。

ところで、この画像でバックストロムはキャピタルズのパーカを着ていますが、彼はスウェットパーカが相当好きみたいです。








いろんな画像が見つかったけど、いつも着ているのはパーカかポロシャツ。カジュアルな服装が好きみたいですね。最後のは故郷スウェーデンのテレビ局のリポーターか何かしてるときのでしょうか。このトリプルクラウンのパーカ、欲しいなあ。




笑顔がチャーミングなバックストロム。お召し物はバーバリーです。バックストロムって、自分がオンアイスでゴールが決まったときは、集まってくるチームメイトに向かっていつも必ず「カモーン」って言うんですよね。それがすっごく可愛いんだな。
オイラーズ、2010年NHLエントリー・ドラフトの全体第1位指名権獲得
2010年04月14日 (水) 23:13 | 編集
トロント(AP)-- 今年6月にロサンゼルスで開催されるNHLエントリー・ドラフトの抽選会が13日に行われ、今季リーグ最下位のエドモントン・オイラーズが全体第1位指名権を獲得した。オイラーズがエントリー・ドラフトで全体第1位で指名するのは、チーム史上初めて。

以下、2位ボストン・ブルーインズ、3位フロリダ・パンサーズ、4位コロンバス・ブルージャケッツ、5位ニューヨーク・アイランダーズ、6位タンパベイ・ライトニング、7位キャロライナ・ハリケーンズ、8位アトランタ・スラッシャーズ、9位ミネソタ・ワイルド、10位ニューヨーク・レンジャーズと続く。

もしもオイラーズが今後全体1位指名権をどこにもトレードせず、6月のエントリー・ドラフトで行使するとすれば、オンタリオ・ホッケー・リーグ(OHL)で活躍するテイラー・ホール(ウィンザー・スピットファイヤーズ)かタイラー・セガン(プリマス・ホエイラーズ)のいずれかを指名すると見られる。

ブルーインズの全体第2位指名権は、昨夏フィル・ケッセルをトロント・メイプルリーフスにトレードしたときに見返りとして得たものだ。ケッセルの代償として受け取ったメイプルリーフスの1巡目指名権が、ホールかセガンを指名できる権利に化けるとは、トレードのときには思いもよらなかったとブルーインズGMのピーター・シャーレッリは言う。

「ケッセルのトレード先には、他のチームの名前も挙がっていた。我々はどこかを選ばなければならず、リーフスにした。それがどれくらいの指名順位になるかはある程度予想していたが、まさか全体2位になるとは」

ブルーインズにとっては、1997年にジョー・ソーントンを全体第1位で指名して以来の高い指名順位となる。


【データ】



Taylor Hall(テイラー・ホール)・・・1991年アルバータ州カルガリ生まれ。13歳からオンタリオ州キングストンで育つ。ポジションは左ウィング。今季OHLでセガンと並びポイント数1位(40ゴール66アシスト)。身長185センチ。




Tyler Seguin(タイラー・セガン)・・・1992年オンタリオ州ブランプトン生まれ。ポジションはセンター。父ポールはヴァーモント大学で活躍した。今季OHLで48ゴール58アシストを記録し、ゴール数が多かったためホールを抑えてOHLのスコアリング・リーダーに輝いた。身長185センチ。


::: うおおお、オイラーズにドラフト全体第1位指名権! タイラーだかテイラーだかよく知りませんが、なんにせよめでたいことです。こういうときだけ、「げれっぱでよかったーーー!」などと思ってしまう、本末転倒な私です。

残念ながら、このホールとセガンの二人は、OHLで仲良く106ポイントで並んでいるだけに、OHLで145ポイントを記録したパトリック・ケイン(2007年全体第1位)や、QMJHLで168ポイント稼いだシドニー・クロズビー(2005年全体第1位)のように、「ドラ1でNHL入り確実」という突出した存在ではないみたい。数字的には、OHLで105ポイントだったぼるつのスティーヴン・スタムコス(2008年全体第1位)みたいな感じなのかな?

1位を持ってるのが、弱くてエドモントンにあるオイラーズで、2位がそれなりに強くてボストンにあるブルーインズなので、ホールとセガンも、どっちにドラフトされるかでそれ以降のNHLerライフが随分と違ってくるため、今からドキドキもんでしょう。

だって若者なんだし、強くて大都会にあるチームのほうがいいに決まってる。私はどっちの街も大好きだが、そりゃあエドモントンよりはボストンのほうが楽しいさ。しかしオイラーズだったら最初からNHLでプレーできるかもしれないけど(弱いし)、ちゃぐまだったら「新人はまず修業積んでこい」とマイナーからのスタートを命じられるかもしれない。あのMVP男ジョー・ソーントンだって、1年目はマイナー暮らしだったんですから。

でももう、タイラーでもテイラーでもどっちでもいい、オイラーズのためにがんばってほしい。ただいま絶賛再建中のオイラーズの、力強い礎となってほしいのです。しかしこんなこと書いてて、オイラーズが指名するのが全然ダークホースのゴーリーとかディフェンスマンとかだったら笑える。ロシアやチェコの山奥の、超無名なんだけどすごい才能を持った隠し球とかね。漫画の読みすぎかな、私。
2010年スタンリー・カップ・プレーオフの組み合わせ決まる
2010年04月13日 (火) 01:15 | 編集


NHLはレギュラー・シーズンの日程(各チーム82試合)がすべて終了し、4月14日からプレーオフが始まります。

16チームが参加するプレーオフ第1ラウンドからカップ・ファイナルまで、「Best of seven」(7試合やって4試合先勝したほうが勝ち抜け)のシリーズを戦うため、全部で16試合勝たないと優勝できません。しかもプレーオフはレギュラー・シーズンとは違い、5分間の延長戦やシュートアウトがありません。第3ピリオドを終えて同点のときは、決勝ゴールが決まるまで延々と試合を続けます。日付をまたぎ、第5延長戦(第8ピリオド)までやったこともあります。スタンリー・カップが、「プロスポーツの世界で最も獲得するのが難しい優勝カップ」と言われる所以です。

NHLerの究極の夢であるスタンリー・カップを、今季手にするのはどのチームでしょうか。第1ラウンドの組み合わせは以下のとおりです。(カッコ内はカンファレンス順位、太字は特に根拠もなく管理人が勝つと予想したチーム)


東カンファレンス

ワシントン(1)vs モントリオール(8)
ニュージャージー(2)vs フィラデルフィア(7)
バッファロー(3)vs ボストン(6)
ピッツバーグ(4)vs オタワ(5)


西カンファレンス

サンノゼ(1)vs コロラド(8)
シカゴ(2)vs ナッシュビル(7)
バンクーバー(3)vs ロサンゼルス(6)
フェニックス(4)vs デトロイト(5)


組み合わせが決まって以来、北米のホッケー・マスコミは早速、勝敗予想やら何やら、いろんな記事を書いてます。追いつかないくらい多すぎるそういう記事を、「なるほど~」と相槌を打ったり、「それは違うんじゃ?」などと突っ込みを入れながら読むのが、私のプレーオフの楽しみ方の一つでもあります。

最近6シーズンで、プレジデンツ杯を獲得したチームがカップ優勝した例は、2008年のレッドウィングズだけ。ロックアウト以来、4つの異なるチームがカップを獲得。そしてロックアウト以来、第8シードのチームが第1シードのチームを破る番狂わせを演じたのは、2006年にレッドウィングズに勝ったオイラーズと、昨季シャークスを下したダックスだけ。・・・などなど。

今季はどんなドラマが生まれるんでしょうね。本当に楽しみです。

話はまったく変わりますが、この画像のオベチキン、めっちゃカッコよくないですか。デビューした頃は、モスクワ出身のわりには「まことちゃんヘアー」もあってモッサリしてて垢抜けない感じだったのに(そのくせドルチェ&ガッバーナばかり着用していてチームメイトにも失笑されていた)、年を追うごとに、いや日に日に男っぷりが上がっていて、ほんとに「スター様」って感じ。無精髭も似合うし、美男子ではないけれど、イケメンだと思います。いや「雰囲気イケメン」か?

前歯がなくても少々受け口気味でも、ホッケーのうまい人はカッコいいのだということを、オベチキンが全世界に証明してくれました。私の現在の目標は、「生オベちゃんスマイル」を拝みにキャピタルズの試合を見に行くことです。もちろん赤いジャージだって買っちゃいます。待ってて、オベちゃん(&バックストロム)。
レギュラー・シーズン終了 フィラデルフィアがプレーオフへ
2010年04月12日 (月) 22:21 | 編集


北米ナショナル・ホッケー・リーグ(NHL)は10日、約6カ月にわたるレギュラー・シーズンの全日程を終了し、東西カンファレンスの順位が確定した。ニューヨーク・レンジャーズとのシュートアウトまでもつれた接戦を制したフィラデルフィア・フライヤーズが、東カンファレンス最後のプレーオフへの切符をつかんだ。

個人成績では、カルガリ・フレイムズと戦ったシーズン最終戦で4アシストを稼いだヘンリク・セディン(バンクーバー・カナックス)が112ポイントでフィニッシュし、キャリア初のポイント・リーダーに輝いた。

またシーズン最多ゴールを記録した選手に贈られる「ロケット・リシャール賞」は、ピッツバーグ・ペンギンズのシドニー・クロズビーとタンパベイ・ライトニングのスティーヴン・スタムコスが51ゴールで分け合うことに決まった。ともに初受賞。

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シーズン最後の試合の、残りわずか12.5秒で決めたエンプティネット・ゴールが、NHL2年目で20歳のスタムコスにトップスコアラーの栄誉をもたらした。主将のヴァンサン・ルキャヴァリエがフェイスオフで大きく弾き、転がったパックを懸命に追いかけ、無人のネットへ。「今シーズンで一番速く滑った」と本人が言う、執念の得点シーンだった。

「2年目でこんなことができるなんて。賞をオベチキンと争い、クロズビーと分け合うのは特別なことだ。今日は父が試合を見に来ていたし、本当に嬉しい。チームのみんなは僕にとって兄弟みたいな存在。みんながいいパスをくれたから50ゴールできた。この賞は僕個人のものじゃない。チームで勝ち取ったもの。チームのみんながいなかったら、こんなことはできなかった」。喜びを隠し切れない表情で、スタムコスはチームメイトへの感謝の言葉を素直に口にした。

スタムコスが言及したアレクサンダー・オベチキン(ワシントン・キャピタルズ)は、ポイント・リーダーの座を最後の最後でヘンリク・セディンに奪われた。「勝つ時もあれば負ける時もある。だからセディンにおめでとうと言いたい。彼がもらって当然」。

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■シーズン最終順位(カッコ内はポイント数)

東カンファレンス

1位 ワシントン・キャピタルズ(121)*ディビジョン首位
2位 ニュージャージー・デビルズ(103)*同上
3位 バッファロー・セイバーズ(100)*同上
4位 ピッツバーグ・ペンギンズ(101)
5位 オタワ・セネターズ(94)
6位 ボストン・ブルーインズ(91)
7位 フィラデルフィア・フライヤーズ(88)
8位 モントリオール・カナディアンズ(88)
9位 ニューヨーク・レンジャーズ(87)
10位 アトランタ・スラッシャーズ(83)
11位 キャロライナ・ハリケーンズ(80)
12位 タンパベイ・ライトニング(80)
13位 ニューヨーク・アイランダーズ(79)
14位 フロリダ・パンサーズ(77)
15位 トロント・メイプルリーフス(74)

西カンファレンス

1位 サンノゼ・シャークス(113)*ディビジョン首位
2位 シカゴ・ブラックホークス(112)*同上
3位 バンクーバー・カナックス(103)*同上
4位 フェニックス・コヨーテズ(107)
5位 デトロイト・レッドウィングズ(102)
6位 ロサンゼルス・キングズ(101)
7位 ナッシュビル・プレデターズ(100)
8位 コロラド・アバランチ(95)
9位 セントルイス・ブルーズ(90)
10位 カルガリ・フレイムズ(90)
11位 アナハイム・ダックス(89)
12位 ダラス・スターズ(88)
13位 ミネソタ・ワイルド(84)
14位 コロンバス・ブルージャケッツ(79)
15位 エドモントン・オイラーズ(62)


■スコアリング・タイトル

ポイント・リーダー(アートロス・トロフィ)
 ヘンリク・セディン(バンクーバー)112ポイント

ゴール・リーダー(ロケット・リシャール・トロフィ)
 シドニー・クロズビー(ピッツバーグ)51
 スティーヴン・スタムコス(タンパベイ)51
オタワ主将アルフレッドソン、NHL通算1000試合出場達成
2010年04月11日 (日) 23:45 | 編集


10日、オタワ・セネターズのホーム、スコシアバンク・プレイスで、アルフィーこと主将ダニエル・アルフレッドソン(37)の「NHL通算1000試合出場達成」を祝うセレモニーが行われました。

アルフィーはスウェーデンのイェーテボリ出身。オタワが1994年のNHLエントリー・ドラフトで6巡目指名(全体133位)してNHL入り。ドラフトでの順位が低かったのにもかかわらず、1996年に新人王に選ばれる活躍を見せました。

1999-2000年のシーズンに、当時オタワのキャプテンだったアレクセイ・ヤシンが契約でゴネてキャプテン・マークを剥奪され、アルフィーがキャプテンに。以来アルフィーはオタワのキャプテンとして君臨しており、今のNHLでは最も長い期間キャプテンを務めている選手です。

記憶が定かでないのですが、オタワに指名されたとき21歳だったアルフィーは、ホッケーのプロ選手になる前に、レンガ職人か何か、別の職業を持っていたはず。けっこうな苦労人だそうです。

セレモニーには妻ビルギッタ(ビビ)さんと3人の息子たちも登場しましたが、2004年夏の二人の結婚式のときにビビさんの腕に抱かれていた長男ヒューゴくんがいきなり大きくなっていたので、もうビックリ! しかも弟2人も生まれてるし!




結婚式のときのアルフィー夫妻&長男ヒューゴくん。しかしハレの日だというのにアルフィーのこの髪型はどうなのよ。

ヒューゴ、ルイ、フェニックス、3人ともめっちゃ可愛いですね。ヒューゴくんは2003年生まれだから6歳かな。末っ子フェニックスは2008年生まれだそうです。男の子3人とは、男の子ばかり4人のニクラス・リドストロムのところと張り合ってんのかしら。りどりどの子どもたちはホッケーやってますが、アルフィー・キッズもそのうち、パパと同じ道を目指すんでしょうね。
モントリール、敗れても1ポイント獲得でプレーオフ進出決定
2010年04月11日 (日) 21:56 | 編集


モントリオール(AP)-- NHLモントリオール・カナディアンズ対トロント・メイプルリーフスの試合が10日、当地ベル・センターで行われ、延長戦の末ディオン・ファヌーフのゴールによりメイプルリーフスが4-3でカナディアンズを下した。

敗れはしたものの1ポイントを得たカナディアンズは、東カンファレンス8位以上でシーズンを終えることが確定し、プレーオフ行きが決まった。最終順位は、11日のニューヨーク・レンジャーズ対フィラデルフィア・フライヤーズの試合結果で決まる。

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カナディアンズが得点するとメイプルリーフスが同点に追いつく。その繰り返しで第3ピリオド終了時、スコアは3-3のタイ。メイプルリーフスの3点目がカナディアンズにとっては屈辱のショートハンド・ゴールだったにもかかわらず、終了1分前にはカナディアンズ・ファンから「ゴー、ハブズ、ゴー」の大歓声が沸き上がった。カナディアンズの3年連続のプレーオフ行きを確信してのことだった。

「1ポイントが必要だった」。1ゴールをマークしたマルクアンドレ・ベルジュロンが言う。「ここのところ、そんなにいい試合はできていなかったことはわかっている。でも、プレーオフ行きが決まったから。これで使命は果たした」

2ゴール1アシストとすべての得点にからみ、カナディアンズを苦しめたメイプルリーフスのクリスチャン・ハンソンは、「延長戦に行く前に試合に勝って、カナディアンズの連中を日曜日までやきもきさせてやりたいねってみんなで話してた。そうはならなかったけど、勝ちに行ったよ」と笑顔だった。


::: ネットラジオでハブズを応援してました。相手がカンファレンス最下位のリーフスだったし、10-0ぐらいでフルボッコにして勝ってほしかったんですが、ジャンセバスチャン・ジゲールが好セーブ連発だったようで、3点取るのがやっと。しかもショートハンド・ゴールゆるしてるし。その上延長戦でもファヌーフにやられて負けてるし。

試合内容としてはガッカリ。でも1ポイント取ってプレーオフにはなんとか滑り込んだようなので、まあよかったと思います。ハブズ・ファンとしてほっとしました。

で、気になるのはカンファレンス順位なのですが、7位だったら第1ラウンドの相手はうしかデビルズ。8位だったらキャピタルズです。できればデビルズと当たりたいかも・・・。なんか、オリンピックで好調だったライアン・ミラーよりマルタン・ブロデューアのほうが、今季は攻略しやすいような気がするのですよ。あくまでもフィーリングでですが。

ところで、今日、ハブズの画像を漁っていて気づきました、



いまのハブズのアシスタント・コーチって、カーク・マラーなんですね! 現役時代から全然変わってないわ~。素敵!
ボストン、キャロライナに勝ちカンファレンス6位でプレーオフ進出確定
2010年04月11日 (日) 20:45 | 編集


ボストン(AP)-- NHLボストン・ブルーインズ対キャロライナ・ハリケーンズは10日、当地のTDガーデンで行われ、4-2で勝ったブルーインズの東カンファレンス6位が確定。14日からのプレーオフ進出が決まった。

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ブルーインズにとって、自力でプレーオフ行きを決めるためには、絶対に勝つことが必要だったハリケーンズ戦。4-2のスコアは一見平凡に見えるが、NHL新記録樹立やファインプレーを含む、人々の記憶に残る面白い試合となった。

第1ピリオド残り18秒でマット・ハンウィックがフッキングのペナルティを取られ、ブルーインズは第2ピリオドを一人少ない状態で迎えた。インターミッションでハンウィックは「頼む、俺のためにこの2分をしのいでくれ」とチームメイトに言ったという。

しかしプレーオフ行きに燃えるブルーインズ選手陣は別の形でハンウィックの願いに応えた。ただペナルティの時間を潰すのではなく、ハリケーンズの攻撃の隙をつき、積極果敢にキャム・ウォードの守る相手ゴールネットに襲いかかったのだ。

パワープレーが始まって50秒後、まずダニエル・パイエがハリケーンズ・ゾーンに流れたパックを追いかけ、鮮やかにゴール。それからわずか1分4秒の間に、ブレイク・ウィーラーとスティーブ・ベジャンが速い攻撃で2連続得点をあげた。ペナルティボックスにいたハンウィックすら「クレイジーだ」と認めた、珍しい3連続ショートハンド・ゴールだった。

ブルーインズによると、同一のペナルティで3つのショートハンド・ゴールは、NHLの長い歴史でも初めて。1995年4月にウィニペグ・ジェッツが対バンクーバー・カナックス戦で4つのショートハンド・ゴールを記録したことがあるが、1964-65年のシーズン以来、1試合で3ショートハンド・ゴールを決めたのは、ジェッツと今夜のブルーインズだけだ。

2点目のショートハンド・ゴールを決めたウィーラーが青くなった場面がある。3-2で迎えた第3ピリオド序盤、ハリケーンズのジェローム・サムソンにペナルティのコールがあったが、パックはブルーインズが持っていたため、アドバンテージが取られた。トゥーッカ・ラスクがベンチに下がり、他の選手が交代のためベンチへ向かっていたことに、ウィーラーは気づいていなかった。

マイケル・ライダーに出したつもりのパスが、誰もいない自軍のゴールに向かっていく間、ウィーラーは首を振りながら「あーあ、やっちゃった。これでシーズンも終わりだ」と絶望的な気持ちになっていたという。

しかしパトリス・ベルジュロンが猛然とパックを追っていき、パックがゴール・ラインを割る直前にクリアー。ビデオ判定となったがゴールではないことが確認され、「ほっとした」とウィーラーは胸をなで下ろした。ウィーラーだけでなくブルーインズのプレーオフ行きを救ったベルジュロンは、「自殺点ってESPNの『ワースト10』に入ったりするでしょ。そういうのに出たくなかったから。できるだけ速く滑ろうと思っただけ」と試合後に語った。


::: ハイライトだけでも楽しめる試合でした。ショートハンド・ゴール3つもすごいけど、私はむしろケーンズの同点ゴール(っていうかちゃぐまの自殺点)を阻止したベルジュロンのスケーティングと粘りに拍手喝采したい。オリンピックのチーム・カナダに選ばれたのは伊達じゃないと思いました。と同時に3つのショートハンド・ゴールと自殺点だったら、もっと珍しい試合になったのに、と少し残念だったりして・・・へへへ。

なんにせよちゃぐま、プレーオフ出場はめでたいことです。昨季は強くて東カンファレンス1位で、プレーオフ第1ラウンドでハブズに4連勝したものの、第2ラウンドでケーンズに7試合やって負け。今季はちょっとプレーオフへの切符ゲットに時間がかかったけど、6位ぐらいでプレーオフに臨んだほうが、プレッシャーも少なくてちゃぐまにはいいかも。ずんずん勝ち進んでプレーオフの途中からマルク・サヴァールも出られるといいんだけどなあ。無理かなあ。
プレジデンツ杯を授与されたワシントン、アトランタを下す
2010年04月10日 (土) 23:22 | 編集


ワシントンDC(AP)-- NHLワシントン・キャピタルズ対アトランタ・スラッシャーズが9日、当地ヴェライズン・センターで行われ、キャピタルズが5-2でスラッシャーズに快勝した。

試合前、レギュラー・シーズン優勝のチームに贈られるプレジデンツ・トロフィを受け取ったキャピタルズ主将のアレクサンダー・オベチキンが2得点。今季の通算ゴール数を50の大台に乗せ、ピッツバーグ・ペンギンズのシドニー・クロズビーを抜いてゴール数でリーグ単独首位に躍り出た。

また、第1ピリオドのニクラス・バックストロムのゴールでアシストもついたためシーズン通算109ポイントとなり、バンクーバー・カナックスのヘンリク・セディンを抜いてポイント数でもリーグ1位となった。

NHLデビューから5年以内の4シーズンで50ゴール以上を記録したのは、ウェイン・グレツキーとマイク・ボッシー、そしてオベチキンだけ。ビッグネームの先輩2人に連なる快挙達成にオベチキンは「この50ゴールは大きい。特に怪我や出場停止で何試合かを欠場したからね。いつでも50ゴール以上は決めたいものだけど、チャンスがなかったり、運がなかったらできないわけだから」と語った。

オベチキンの50ゴール目は、バックストロムの100ポイント目達成の瞬間でもあった。記念のパックはどうするのかという質問に、「2つに割って、バックスと分けるよ。割る方法? いや、それはまだわかんないけど」と記者陣を笑わせていた。

キャピタルズは11日、ボストン・ブルーインズとのレギュラー・シーズン最終戦をホームで戦い、14日からのプレーオフに備える。

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キャピタルズがフランチャイズ史上初のプレジデンツ・トロフィを獲得。試合前にセレモニーが行われ、NHLのビル・ダリー副総裁から主将のオベチキンにトロフィが授与された。

オベチキンはダリーと力強く握手をしたが、トロフィには手を触れなかった。後でその理由を「トロフィに触ったらスタンリー・カップ優勝できない迷信があると言われたから」と説明したが、これはオベチキンの勘違い。

チーム広報のネイト・イーウェルによると、朝の練習で「上部にあるクリスタルのボウルはトロフィとくっついていないから、トロフィを持ち上げるなよ」とオベチキンにアドバイスしたのを誤解したらしい。

プレジデンツ杯獲得の感想を訊かれ、オベチキンは「我々には、もっと大きなものが待っているから」と答えた。トロフィに触れるどころか一瞥すらしなかったスーパースターの振る舞いは、ブルース・ブドロー監督の「我々が欲しいのはプレジデンツ杯じゃない」という言葉に、主将として、そしてエースとして応えているかのようだった。


::: キャップス、チーム史上初のプレジデンツ杯おめでとうございます。数々のフランチャイズ記録を塗り替えて、リーグでもダントツの120ポイント。特にホームのヴェライズン・センターでは今季これまで40試合やって30勝5敗というのだからすごい。DCのキャピタルズ・ファンは、毎試合毎試合、ハッピーな気持ちで家路についたことでしょう。

「最弱ディビジョン」とも「最も不人気なディビジョン」とも言われたサウスイースト・ディビジョンで、キャピタルズはがんばってきました。オラフ・コルズィグがいてピーター・ボンドラ&アダム・オーツがいた1998年には念願のスタンリー・カップ・ファイナルまでたどり着いたけど、前年にカップ優勝していた王者レッドウィングズに4タテをくらってしまいます。

それからオーナーが代わり、チームは長い低迷期に突入し・・・。ロックアウト前の2003-2004年のシーズンは23勝46敗16分という、今季のオイラーズより悪い数字でリーグのビリから2位でフィニッシュ。そのときのビリ2位タイだったのが、今、西でブイブイ言わせているシカゴ・ブラックホークスです。なんだか隔世の感がありますね。

2004年にドラフト全体1位で指名したオベチキンがロックアウト後の2005年に入団すると、チームはがらりと変身します。鳴り物入りでNHL入りしたシドニー・クロズビーと個人成績を激しく争い、一生で一度しかチャンスのない新人王をオベチキンが受賞。これがまず一つのエポックメーキングな出来事でした。

この年と翌年はプレーオフに進めなかったけれど、2006年に1巡目で指名していたバックストロムが2007年にキャピタルズに入ってきて、オベチキンと魅力的なラインを結成し、チームの成績も人気もうなぎのぼり。ジャージも昔のものに近い華やかなデザインに戻して、どちらかといえば玄人好みのホッケーをする地味なチームが、若くて攻撃的で、「アリーナで見てみたい」と思わせるチームに変貌したのです。

クロズビーのペンギンズ同様、キャピタルズは「たった一人のスーパースターがチームをここまで変えることができる」という好例となりました。「バックストロムがオベチキンを必要とする以上に、オベチキンにはバックストロムのパスが必要」と分析するNHLファンもいますが、アレクサンダー・オベチキンという、ガッツとカリスマ性にあふれる若き天才プレーヤーがいなかったら、キャピタルズはここまで強くなれなかったと思うのです。

「西カンファレンスのどのチームも、キャピタルズに勝てるとは思わない。あのチームのホッケーは、どこかおかしいよ」。キャピタルズの強さについて、CBJのR.J. アンバーガーが言ったセリフです。レギュラー・シーズン1位のチームがすんなり優勝できるほど、NHLのスタンリー・カップ・プレーオフは甘くないけれど、今季のキャピタルズは、他のどのチームよりも限りなくカップに近いところにいるのは間違いないと思います。本当の闘いはこれから。「本当に欲しいもの」目指して突き進め、オベチキン&キャピタルズ。
NYレンジャーズ、フィラデルフィアに競り勝ってプレーオフ進出の望みをつなぐ
2010年04月10日 (土) 22:38 | 編集


ニューヨーク(AP)-- NHLニューヨーク・レンジャーズ対フィラデルフィア・フライヤーズは9日、当地のマディソン・スクエア・ガーデンで行われ、レンジャーズが4-3でフライヤーズに競り勝った。これでレンジャーズは86ポイントで東カンファレンス8位のフライヤーズに並び、プレーオフ進出は11日にフィラデルフィアで行われるシーズン最終戦の結果しだいとなった。

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この試合に敗れればレンジャーズのプレーオフへの道は完全に絶たれる。MSGは、まるでプレーオフの試合のような雰囲気だった。試合開始40秒でフライヤーズ主将のマイク・リチャーズが相手のミスをついて鮮やかな先制ゴールを決めると、第1ピリオド中盤からレンジャーズが3連続得点して巻き返す。するとフライヤーズがベテランのダニエル・ブリエールとリチャーズのゴールで同点に。

リチャーズのゴールから約2分後、スリリングな展開の試合にマリアーン・ガーボリックが決着をつけた。クリス・プロンガーのミスにつけこんでパックを奪い、得意のリスト・ショット。ブライアン・ブーシェはセーブできず、レンジャーズのプレーオフへの望みをつなぐ決勝ゴールとなった。

「3週間前や2週間前は、みんな我々のことを信じてなかったと思う。でも残り1試合。運命は、我々の手にある」。ヒーローとなったガーボリックの試合後のコメントだ。

東カンファレンスの順位は現在、7位のモントリオール・カナディアンズが87ポイント、そして8位のレンジャーズとフライヤーズ86ポイントであるため、レンジャーズ対フライヤーズの最終決戦がレギュレーション・タイムで終了した場合、敗れたほうはプレーオフへの道が完全に絶たれる。

フライヤーズのリチャーズは「自信がある。シーズンを通して、うちはホームで強かった。最後の試合もそうでないといけない」と意気込みを語った。


::: ハブズがケーンズに負けてしまったので、残り1試合で87ポイント(39勝)。NYR(38勝)とフィリー(40勝)も残り1試合で86ポイント。

なのでもしハブズがシーズン最終戦でリーフスに勝てば89ポイントとなり、NYRとフィリーの試合結果に関係なくハブズがプレーオフ行き決定。8位になれるのは、NYRとフィリーの勝者。

もしハブズとリーフスの試合が延長戦まで行ってハブズが負けたら、1ポイント加算で88ポイントとなり、NYR対フィリーの勝者とポイント数で並びます。フィリーが勝ったら41勝なのでフィリー7位、ハブズ8位でフィニッシュ。NYRが勝ったら39勝でハブズに並び、その場合は2チームの対戦成績で順位が決まるから、ええと・・・

あー、わからなくなってきた! なんでこうも複雑なんだ。最後までもつれて、特に8位のスポットはNYRとフィリーのシーズン最終戦の結果で決まるという、ドラマチックな設定だけど、ファンのほうは、あれこれ計算しているうちに頭が爆発しそうです。

なんかもう、考えるのがつらい。2試合残ってるちゃぐまは有利だから多分プレーオフに行けると思うけど、残りの3チームはどこが出てもおかしくない。とにかくハブズが自力でリーフスに勝ってくれれば、ことはシンプルに運ぶわけです。最後の試合がリーフスっていうのがなんだかイヤな予感がしますが、この土壇場でケーンズにボロ負けしてるハブズが自業自得なわけだから仕方がない。とりあえず明日はネットラジオでハブズを応援します。GO HABS GO。
ワシントンがピッツバーグに6-3で快勝
2010年04月08日 (木) 00:24 | 編集


ピッツバーグ(AP)-- NHLピッツバーグ・ペンギンズ対ワシントン・キャピタルズは6日、当地メロン・アリーナで行われ、主将アレクサンダー・オベチキンの2ゴールを含む6得点をマークしたキャピタルズが6-3でペンギンズを下した。キャピタルズは今季レギュラー・シーズン、対ペンギンズのシリーズを4戦全勝で終了。

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「スコアリング・チャンスは何度もあったけど、やっとゴールを決めることができた」。最近7試合で1ゴールとやや不調だったオベチキンは、2得点をマークした感想をそう語った。「今日の試合、最後の10分は信じられないくらいいい感じだった」

第3ピリオドの2分すぎ、パワープレーでニクラス・バックストロムがフェイスオフに勝つと、すかさずパックを動かしてリスト・ショット。そしてやはりバックストロムからパスをもらって打ったショットは、試合残りわずか0.2秒のエンプティネット・ゴールとなった。この2得点でオベチキンは今季通算48ゴールとなり、リーグ1位のペンギンズ主将シドニー・クロズビーに並んだ。

先制ゴールを決めたアレクサンダー・セミン、3アシストのバックストロム、そして26セーブのセミョン・ヴァルラモフ。活躍すべき人が活躍した横綱相撲で昨年のスタンリー・カップ・チャンピオンを寄せ付けなかったが、キャピタルズの選手たちはあくまでも冷静だ。

ディフェンスマンのタイラー・スローンは「去年のプレーオフで得たものは大きかった。いい気分だ。でもプレーオフは新しいシーズンみたいなものだから」と言い、フォワードのマット・ブラッドリーも「プレーオフはまったく別もの。4戦全勝なんて何の意味もない。ペンギンズはプレーオフのチームだと皆わかっているし、危険なチームだ」と気を引き締めていた。


::: まさか本当に4タテくるとは。4試合やれば1試合ぐらいペンギンズが勝つだろうと思ってたら、最後の試合はダブルスコアで、MAF君ことマルクアンドレ・フルーリーをノックアウトしてのキャピタルズの勝利。うーん、これはペンギンズ、精神的にもダメージ大きいのでは。どうしても苦手意識を持っちゃいますからね。

でも、この2チーム、昨シーズンも4試合戦って、対戦成績はキャピタルズの3勝1敗。それでもプレーオフの東カンファレンス決勝で勝ったのはペンギンズでした。キャピタルズの選手たちが「レギュラー・シーズンの成績なんて意味ねーよ」と言っているのは、このことが根拠になっていると思われます。

ペンギンズがカンファレンス4位でフィニッシュしたら、早ければプレーオフ第2ラウンドでキャピタルズと激突します。それが今から楽しみで仕方ありません。願わくば、どちらかが、またはどちらも第1ラウンドで姿を消す、なんてことがありませんように。

ところで、この試合で気になるのは、ぺんぎんのエフゲニー・マルキンが試合前のウォームアップを始める直前に欠場を決めていること。その理由は「disclosed illness」(病気、でも病名は公表せず)というのだから穏やかじゃない。たぶん、下痢とか頭痛とか、ただの体調不良だったんだとは思いますが、ちょっと心配です。

マルキンがいたらもう少し違う結果になっていたのかなーとも思うけど、キャピタルズのほうもディフェンスマンでポイント数リーグ1位(74ポイント)のマイク・グリーンがいなかったからね。戦力としてはイーブンだったかな。(本当に?)
コロラドのプレーオフ進出決定 西カンファレンスのプレーオフ・チーム出揃う
2010年04月07日 (水) 23:54 | 編集


バンクーバー(AP)-- NHLバンクーバー・カナックス対コロラド・アバランチが当地で行われ、シュートアウトの末4-3でアバランチがカナックスを下し、2年ぶりのプレーオフ行きを決めた。これで西カンファレンスのプレーオフ行き8チームが全て出揃った。

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プレーオフ進出のため、どうしても欲しかった2ポイントをアバランチにもたらしたのは、19歳のルーキー、マット・ドゥシェーンのペナルティショットだった。「シュートアウトで自分の順番が回ってきたらいいなと思っていた。試合を終らせるチャンスを自分にもらえたらと」

ネットを守るロベルト・ルオンゴに勢いよく向かっていき、左右に動いて翻弄した後、素早く右の肩口にパックを押し込む。新人とは思えないテクニシャンの動きで勝利が決まると、歓喜にわくアバランチのメンバーが一斉にベンチから飛び出し、ドゥシェーンに駆け寄った。

昨季はカンファレンス最下位に終わったアバランチ。1995年にケベックシティからデンバーに移転して「コロラド・アバランチ」となって以来、最悪の成績を経験した若いチームにとって、プレーオフへの返り咲きは何よりも重要なことだった。

「多くの評論家が、アバランチはカンファレンス14位か15位でレギュラー・シーズンを終えるんじゃないかって予想していた。プレーオフ行きが決まって、最高の気分」。ルーキー1位の54ポイントを記録しているドゥシェーンは、きっぱりとした口調で続けた。「最後の順位が何位だろうと関係ない。プレーオフは7試合制。どのチームにもカップを獲得できるチャンスがある」


::: 西カンファレンスで最後にプレーオフに滑り込んだのは、「ワインカラーの常勝軍団」(と呼んでいたファンもいた)アバランチでした。ピーター・フォシュベリがいなくなり、静かなるキャプテンだったジョー・サキックも引退し、チームも若返ったせいなのか、昨シーズンはなんとカンファレンス最下位。うっそ。信じられない。

アバランチといえば同じ西カンファレンスの雄、デトロイト・レッドウィングズとのライバル関係が有名です。因縁につぐ因縁で、試合開始直後にクロード・ルミューとダレン・マッカーティがいきなり殴り合いを始めたり、パトリック・ロワとクリス・オズグッドがリンク中央で意味もなくケンカしたり、そういう暴力的なシーンがこのカードの風物詩のようになっていました。

私のようにウィングズびいきのファンにとっては、サキック、ロワ、フォシュベリ、ルミュー、カメンスキーらのいたアバランチは「憎たらしいほど強い」存在で、それだけにプレーオフで下位のチームがアバランチを負かすと、心の底から嬉しかったものです。

あれがありこれがありして、今のアバランチはごくフツーの若いチームになってしまったようですが、ドゥシェーンやポール・スタストニーらのきびきびハツラツとしたプレーは、それはそれでかなり魅力的。特に今日の試合では、延長戦でのセディン兄弟のコンビネーション・プレーによるカナックスの大きなチャンスを、素早い動きと後ろからのポウク・チェックで潰したジョンマイケル・ライルズのプレーが光りました。

今の順位でいけば、プレーオフ第1ラウンドでアバランチはシカゴと当たります。実力ではシカゴのほうが圧倒的に上でしょうけど、ドゥシェーンが言うように、プレーオフは7戦やりますから、もしかしたらもしかすることもあるわけです。屈辱のカンファレンスびりけつも経験し、失う物は何もない状態のアバランチが、シカゴとどこまでやり合えるか。見るのが楽しみです。
バンクーバー、デトロイト、ロサンゼルスがプレーオフ行き切符獲得
2010年04月06日 (火) 23:01 | 編集


ナショナル・ホッケー・リーグ(NHL)は4日と5日、各地で試合を行い、その結果、西カンファレンスの3チームが新たにプレーオフ行きを決めた。


カルガリ1、シカゴ4

カンファレンス9位のフレイムズに快勝し、ブラックホークスが17年ぶりにセントラル・ディビジョン首位を奪還。また、フレイムズの敗戦で、デトロイト・レッドウィングズの19年連続のプレーオフ進出が決定した。

第2ピリオド15分すぎに、自軍深くから相手ゾーンへパックを一人で持ち込み、ダメ押しとなる3点目を決めたパトリック・ケイン。「ブラックホークスが最後にディビジョン優勝したとき、自分は4歳だった。自分たちでもよくやったとは思うけど、本当に欲しいのはディビジョン・タイトルじゃないから。シーズンの終わりにもらえるものが、自分たちの目標だ」とコメント。


ミネソタ3、バンクーバー4(OT)

サミ・サロの鮮やかなワンタイマー・ショットで延長戦の末に勝ったものの、ファンにとっても、そして選手たちにとっても納得のいかない勝ち方だった。

試合残り55秒のエンプティネット・ゴールでカナックスの3-1。300試合連続で売切れとなったGMプレイスの観客は、この時点でカナックスの勝利を確信し、アリーナの出口へと急いだ。しかしその直後にミネソタが粘って2得点し、試合は延長戦へ突入するという非常に珍しい展開となった。カナックスはノースウェスト・ディビジョン首位とプレーオフ行きが確定。


ロサンゼルス・タイムズ(4月4日)-- カルガリがシカゴに敗れ、ロサンゼルス・キングズの8年ぶりのプレーオフ進出が決まった。

チームのスコアリング・リーダーであるアンジェ・コピターは、昨季ピッツバーグ・ペンギンズでスタンリー・カップを獲得したロブ・スクーデリや、2006年カップ・チャンピオンのキャロライナ・ハリケーンズの一員だったジャスティン・ウィリアムズからプレーオフの話をいつも聞かされていた。

「チームメイトから話を聞いたり、インターネットで過去のプレーオフの試合の動画を見たりして、雰囲気はわかるけど、やっぱりリンクの上でそれを経験したいよね」

来週、スタンリー・カップ・プレーオフが始まる。コピターとキングズの選手たちは、プレーオフの洗礼を受けることになる。

なお、同じカリフォルニア州のライバルであるキングズとアナハイム・ダックスは、ダックスが1993年にウォルト・ディズニー社傘下の「マイティダックス・オブ・アナハイム」としてNHLデビューして以来、同じ年に共にプレーオフに進んだことが1度もない。ダックスは2007年に創立14年でカップ制覇を成し遂げたが、1967年のいわゆる「オリジナル・エクスパンション」でNHLに加入したキングズは、まだ優勝の経験がない。


::: キングズが8年ぶりのプレーオフなんですね。LAタイムズの記事を読むと、キャプテンのダスティン・ブラウンもジャック・ジョンソンも、興奮しつつもつとめて冷静、そんな感じがしました。「プレーオフに行くことが目標じゃない」んだそうです。そのとおりです。

そしてブラウンは「調子をどんどん上げた状態でプレーオフに突入することが大切。残りの試合は全部勝ちに行く」と宣言。そうか。がんばってくれ。

シカゴの17年ぶりのディビジョン・タイトル奪還もめでたいことです。かつては6チーム制で、名門のレッドウィングズに中堅どころのブルーズ、そして新興のプレッズ、1998年まではトロント・メイプルリーフスもこのディビジョンにいて、レベルの高い戦いを繰り広げてました。

かつては「プロスポーツで最も長いプレーオフ連続出場記録」を更新し続けていたシカゴも、1998年にそれが途切れて以来は2回しかプレーオフに進めず、ディビジョンでも下のほうをウロウロするのが定位置になっちゃってた感があります。でも優秀な若者たちの加入と活躍で、古豪復活しましたね。シカゴはファイナルでキャピタルズと激突してほしいです。
ナッシュビル、延長戦でデトロイトに勝ちプレーオフ行きを決める
2010年04月04日 (日) 18:37 | 編集


デトロイト(AP) -- NHLデトロイト・レッドウィングズ対ナッシュビル・プレデターズの試合が3日、当地ジョー・ルイス・アリーナで行われ、プレデターズが延長戦の末レッドウィングズに4-3で勝ち、プレーオフ進出を確定させた。

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第2ピリオドにプレデターズがまとめて3得点し、3-2のスコアで迎えた第3ピリオド。6人攻撃でパヴェル・ダツックが技ありのゴールを決め、レッドウィングズが延長戦に持ち込んだ。

しかし延長戦が始まってわずか16秒、ジョエル・ウォードの長いパスを受けたライアン・スーターが、レッドウィングズのゴーリー、ジミー・ハワードをリスト・ショットで粉砕。ハワードのポジショニングを的確にとらえ、隙があったファーサイドにパックを叩き込んだ。「今季は止められっぱなしのハワードから1点取れて嬉しい」と、プレーオフへの決勝ゴールを決めたスーターは語った。

レッドウィングズ主将のニクラス・リドストロムは「3-3に追いついて1ポイントは取れたけど、延長戦の最初のシフトで失点したのは残念」。ハワードは「シーズン残りは1ポイント1ポイントが重要になる。うちはまだプレーオフ行きを争ってるところだし。不運だった。相手はラッキーだった」と試合を振り返った。

昨季のプレデターズはディビジョン最下位に終わり、プレーオフには行けなかった。返り咲きにも選手たちは浮ついていない。ベテランのJP・デュモンは「(プレーオフ進出は)嬉しいけど、できるだけ上の順位でフィニッシュしたい」と気を引き締めていた。

脳しんとうのため最近8試合を休んでいたプレデターズ主将のジェイソン・アーノットは、次の対フェニックス・コヨーテズ戦で復帰予定。


::: オタワに続いてプレッズも。そしてオタワ同様、プレッズも昨季はプレーオフに行けなかったなんて。しかもディビジョン最下位~!? 嘘でしょ。それぐらいプレッズは私にとって「もうカリヤもフォッパもいないけど全員ホッケーでフツーに強いチーム」のイメージがあります。

でもプレッズのスペシャル・チームの記録を見てみたら、パワープレー成功率が16.6パーセントでリーグ25位、ペナルティキルに至ってはリーグで下から2番目。これでなんで強いの? スオミのイケメンゴーリー、ペッカ・リンネががんばってるから? うう~む。

決勝ゴールを決めたのがディフェンスマンのライアン・スーターっていうのが嬉しい~。だって私はスーター・ファンだから。エドモントンに試合を見に行ったとき、ちょこっとお話したことがあるのですが、とーてーもーナイスガイでした。そして、やっぱり背が高くて、やっぱりガニ股だった! ホッケー選手ってほんとデカくてガニ股なんだな、という印象でした。
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